地方活性化の王道は昔も今も変わらない

記事
占い
夏も終わりに近づき、京都では新学期も始まりました。
 9月からは、赤ちゃんから大人まで推奨される新しく開発されたワクチンが提供されるようなのですが、どうなるのやら。

 9月からは、京都市は子供の医療費の上限を1500円から、なんと200円に引き下げてくれることになりました。
 東京の某市にいた時は、税金を支払うほど子供の公共サービスが削られるというおかしなシステムになっており、小学生の医療費の補助は全くありませんでした。
 サラリーマンの所得は税金で半分は持っていかれるので、高額所得者扱いになっていたとしても、教育費はのしかかり、実際のキャッシュフローはかなりかつかつ、という中堅の家庭はたくさんあります。世帯年収2000万以下みな見た目の数字とは違い、みんな実情は苦しいはずです。
 京都市に越してきて、こどもはどこに生まれても平等に、所得に関係なく医療費上限1500円という公平さにも驚いたのに、さらにそれを引き下げて200円にしてくれるとは。歯科に至っては、子供無料で治療を受けられます。
おかげで子供の民間の医療保険を解約することができました。
 このような子育て世代への援助を用意してくれた京都市には、感謝の念しかありません。市バス運賃でさえも、夏の間中、こどもを無料にしてくれて、こどもをもつ家がどれだけ救われているかしれません。

京都市は、毎年財政が赤字続きで、500億円以上の負債も抱えている、ということでしたが、そんななかで子育て世代の援助、という勇気のいる英断ができたのは、京都人の良識と判断力の表れだと思います。

 日本中を見回してみましょう。
 もともと少子高齢化についてはずっといわれていたものの、追い風のようにコロナ騒ぎで日本中で人口が急激に減り、今、地方都市の多くが消滅の危機にあります。人口が減ると、中央からの公費の支給も減ります。

 そんな地方都市が生き残る唯一の方法は、あったりまえの話ですが、できるだけ自分の市町村に若い人が住んでくれることです。
 しかしながら若い人たちが住むためには、雇用の供給と安定した給料が必要なので、それを用意できない市町村はこれからどんどん寂れてしまいます。
 なによりも子育て世代に対して、厳しい目線を向ける長老級の地方の老人組織があった場合は、もうその地方は壊滅的です。
 そして、若い人がはいってきても、その人達のやろうとする自立の試みにたいして、古い人たちが不安定感をつくるようなことをしたら、もう若い人たちは定着しません。 

 地方都市の活性化の方法は、たくさんの文献にもみられるように、江戸時代の藩もおなじ悩みに直面し、解決の方法を見出してきました。なにも新しい問題ではないのです。
 そして、その方法とは、いつも同じです。
陰陽五行説から離れることはないのです。

水のないところに、木は育ちません。木がないところには、火は起きません。言い換えれば、古くからいる古老達(北方)の学びや知恵が正しくあれば、人を育てるという(東方・あとつぎ)流れが生まれ、人が自立安定できる環境ができたとき、子供が生まれ未来の明るい希望が見えてくる(南方・未来)。
 その噂を聞いて、他から財と信用が集まってくるからこそ、国は栄えます。

 逆に辿っていくと、こうなります。豊かな国、信用される国、財政が豊かな国は、先行きの明るい未来と子供の存在によって支えられているし、そのこどもを増やすためには、その国で安定した生活ができることが必要で、それを提供するためには、古くからいるひとたちが本物の知恵をしぼらなければならない、ということなんですよね。

これは、国、地方、組織、会社、保護者会、ママさんグループ、すべての組織に適用される法則性ですよ!
 先細りになっていく組織は、古参の主要メンバーの知恵が濁ってしまい、構成員それぞれが自分たちのペースで生きられなくなってしまった時に起こります。リーダーが変わると組織が変わる、というのは、単にひとを変えればよいというものでなく、その新しいリーダーが構成員の土台になる安心感・安定感を組織の中にちゃんと作れるひとかどうか、にかかわってきます。

でもダメになりかけの組織は、そもそも古参のリーダーの知恵が、欲やエゴで濁ってしまってますから、「自分以外」のほかに原因を求めて「他」を変えようとしますよね。だからコンサルタントを雇っても、社員教育しようとしても、問題は変わらないんです。意外な解決策は、実は時代についていけないほど判断力が伸びなくなってしまった「リーダー自身の引退」の決断だったりすることもあります。
466255.png


 日本において陰陽五行の中心地であったここ京都市は、それを知ってか知らずか、そのセオリーをしっかりと踏襲しています。
 地方活性化の土台にある「水」の気は、京都市が学園都市であることがそれを物語っています。

 京都は、日本文化の首都として、海外からの研究者や観光客などをおもてなしする責務を意識していること(龍高星)、そして古くからの伝統的な歴史や学問を大切にしてきたこと。(玉堂星)

そして、京都には実は一般市民が窺い知れない裏世界があります。
 表京都と裏京都が存在するんです。
 裏京都のロータリークラブのようなネットワークは、決して表には出てきませんが、そのキーパーソンの中には多くの知恵者がいるのでしょう。私はほんの入り口しか垣間見たことはありませんが、裏京都の社会は秘密結社並みの厳重さがあるので、よほど有力者の推しと正当な血筋がなければ、一般人は入れません。そしてそのメンバーであれば、絶対にその人脈のつながりを口にすることはないので知られることもめったにないでしょう。そのひとたちが、日本の(本当の)中心地として覚悟と国体を守るという意識でいるから、決して表にでることなく、何百年も京都(その結果、日本)を動かしていると言ってもよいくらいなのです。

 さて、京都は底辺から最高峰までの教育機関が一都市でそろっているという珍しい地方都市ですが、その水の気を集めるその秘訣はどこにあるのでしょうか。

それが実は、京都の地下にあります。
京都は、表向き生活用水を手に入れるのが大変な都市であったことになっています。京都で刺身が食べられるようになったのも、そんなに新しくはなく、もともと京都は発酵文化、保存食がメインでした。

 そんな京都ですが、明治維新で、京都から東京へ遷都した時、京都の人口は3分の1になっていました。また戦禍で京都市内も焼けて、この先の産業などどうしていけば良いのかという状態だったと言います。
 そこで、琵琶湖のある滋賀県大津から、京都・蹴上へ水を運ぶという琵琶湖疏水の事業が行われ、その疎水事業は当時の世界の技術者が皆、不可能だと考えた開発を成功してのけたものであったために、日本遺産にもなっています。

 滋賀県から京都へ、そして京都・蹴上から大阪の淀川へと水がつながったことによって、滋賀、京都、大阪への船での運搬ができるようになって、物流が拡大し、京都の街は天皇不在ののちも古都の賑わいが保たれたのです。

ところが琵琶湖疏水物語で水がネックになっていたとされる京都は、一方で実は、水の非常に豊かな土地であったことがわかっています。
あちこちで井戸を掘れば綺麗な水が出てきたんです。

そして、なんと調査によって明らかになったのは、京都の地下には、伏流水、地下水が貯蔵されていて、その水量はなんと日本一の湖、琵琶湖の水量とほぼ匹敵する水量が地下にあることがわかったんですね。

着物の街・西陣で生まれ住んでいた京都人の年配のお友達の話によると、子供の頃はみんなまだ井戸を生活用水に浸かっていたそうで、3メートル、4メートルの位置に水面が見えていたし、千本通のあたりは名水を利用した酒蔵が立ち並んだり、堀川通には裏千家・表千家の本部があるように、お茶をたてる名水が出るところでした。そして、その昔には千利休の邸宅もありました。
御所の東側には今でも湧き出る名水が汲める神社があります。(有料ですが)
水が豊かで美味しかったんですよね。

さて、実際に住んでみて、京都の湿度はめちゃめちゃ半端ないです。
高原の風ふくモンゴルから京都へ帰ってきた時、正直、自分、倒れるかと思いました。そして、朦朧として道をまちがえて家と反対方向へ向かっていって、家に帰れなくてあせった、ということもありました。
一歩外に出ると、京都はサウナそのものです。
ところが、ここまでの湿度は、となりの大阪にはありません。

京都の地下に眠っている莫大な水が暑さで蒸気になって上がってくるからこそ京都は夏の湿度が半端なく、めちゃめちゃ暑いのです。
 そして、冬はその湿度が寒さとあいまって、底冷えする寒さに変わる、ということです.....。

 東京多摩ではそれほど見なかった雷も、こっちではしょっちゅうですね。すぐに積乱雲がつくられる。そして雲が京都中を、稲光を光らせながら巡っていく様子や、雨のカーテンが移動する様子が家から見えます。

 だから、そんな気候で、人が暮らすための工夫がされてましたね。
 京都の家にしても、本当の京町家は、高床式でした。そして風通しも非常に配慮されていた。
水を打ったあと、風がとおりぬければ、気化熱で涼しいですよね。地下からあがってくる湿度も、風があれば涼しかったはず。
 だから昔の京都の暮らしは、風通しを大事にした作りの家、街並みだったはずなので、ここまで暑くはなかったのだろうと思います。

 いまはコンクリートで埋められていて、家もコンクリート建築なので、風がとおらないこともあって、冷房なしでは生きて行かれませんけども。

ようするに、京都というのは、「水」の気がその土地の土台にあるわけです。
気は同じ性質のものを共振させて引きつけてきますから、その水の気に惹かれて、京都はじっくりと知識・情報を蓄える、伝統、学問の気が発生し、世界の研究機関があったり、学園都市になったりした。
そして、その知恵の気が濁らないように、ちゃんと陰陽師さんたちの作った結界が都市の上に張ってありますね。
こころが純でなければ、知恵は濁るんです。

自分的にも、周囲を山に囲まれていることもあってか、京都市内に入ると、おちつくというか「胎内」をイメージさせる感覚を覚えるんですよ。気で考えると、水の気がたまる器のような形状だからなのでしょう。

 だから地元に生まれ地元で育った京都人は(県外のドラマのイメージとは逆に)人のこころを安定させるように気遣う立ち居振る舞いが多いと思います。
 十分な「水」の気があれば、人の集合意識は次に「木」の気を目指します。
安定・自立、人脈、といった、貫索星・石門星の意識世界ですね。
だから京都市は自営業者の多い街でもあるんですよね。
 官僚の住む街・東京とは違い、「みんなで共生していこう」と心底本気で考える経営者が多く住む街です。実際、京都は、大企業のオーナー経営者のご子息がわりと住んでいたりもする場所なんですよ。

京都は、そんな土台の上に、先に書いたように実際に助かる「子育て本気支援」を始めたわけなんですから、その京都が豊かにならないわけがないじゃないですか。w

それはまさに、陰陽五行の世界の、火性の未来への手助け(相生)ですよ。
水が木を生み、木が火を生み、その火は財を生み出す。
魅力と財が生み出されるはずですよね。

京都市は、ずっと赤字でした。大きな負債もあります。
ところが今年、財政を久しぶりに77億円黒字に転換させたのです!
はい、ちゃんと生み出されてます!!

子育て支援に力を入れることが黒字の理由になるという論理は、一般の学問では議論になるかもしれません。直接的にそうなるというよりも風が吹けば桶屋が儲かるみたいなながれでそうなっているのかもしれないです。
 しかし、数千年もつかわれてきた陰陽五行の理論では、地方活性化を目的にするならば、自明の世界なのです。

国だって同じです。日本の国を再興しようと思うならば、まずは古き古老は自ら引退を考え、国全体が判断力を磨き、賢くならなければなりません。
 知識層をより純粋な知恵者に置き換え、そして、まずは国民の生活の安定、そして子育て支援、へむかうべきなんですよ。

いま日本の政治は「官」に比重が高すぎます。「官」は金性ですので、偏るほど、国民の生活の安定感が削がれていきます。
「官」を剋するのは火性の「子供」「未来」「健康」です。
子供を持つ人たちが増えるほど、この三つが脅かされることによって「官」のやっていることはおかしい!と人々が、立ち上がるようになります。

だから「官」としては、自分たちの権限を広げるためには、国に子供を増やしたくないですね。だから「官」は本気の子育て支援はしません。
支配力を強めたいからこそ、そうなります。

中国共産党がウイグル族、チベット族などの民族に子供を産ませないようにするのは、その国の未来を削ぐためです。自分たち「官」の支配を強めるためです。中国が、国を侵略するときにやったことは、まず知識人を殺すこと、知識人を金や権力で腐敗させることによって、水の気を濁します。
 侵略の際、わたしの前世の祖国・モンゴルもおなじことをされました。

そして、人々の生活から安定を取り除きました。食うや食わずの状況に陥れて、木の氣を壊しにかかります。
そして、子供を産ませない方向へいろいろとしくみや制度をかえて、火の気を消しにかかる。

そうすると、その国に求心力(土の気)が生まれませんので、その国はかえりみられることなく、滅びていきます。
 これは、中国・ユーラシア大陸でなんどもなんども繰り返しつかわれてきた陰陽五行に沿った国の滅ぼし方なんです。

ここで実学算命学が、あなたに気がついて欲しいのは、これと同じことが、いま、まさに日本のあなたたちの上にも起きていませんか?ということです。

陰謀論だなんだ、と身内でああだこうだ言っている間に、国は確実に滅亡のセオリーをたどらされている、そして姿のない敵が日本を滅ぼしにかかっているんだということに気がついて欲しいな、ということです。

日本は、水に恵まれた国です。
この水が、壊されはじめているのに、気がついていますか。
壬水の気は海の気です。

放射能汚染水が流されるということは、日本にゆたかにある水の気を汚されているということです。科学的な汚染度ではなく、「気」としてどうなのか、を考えてみてください。
清らかな水をもたらす豊かな水源もまた、中国人や海外企業に買われています。命につながる生活水も民間企業委託として、海外資本が入ってきていると聞いたこともあります。
水が脅かされることと知恵の濁りは連動して起きてきます。

 そして、実質税率が実は秀吉の一揆うちこわしがおきた時代の税率と同じ、ほぼ半分と言われる、いきていくのが困難なほど高い税金によって、生活の安定が壊されています。木の氣がこわされ、ひとが自分一人でもいきていける、食べていけるという自信を壊されています。

 また、科学的に不妊をもたらすことが言われるワクチンを若い人たちにどんどん打たせている昨今、そして、高いストレス環境とプレッシャーによって出産適齢期の女性が子供を産めない体にされている労働環境。
なけなしの子供手当と引き換えに基本的扶養控除が削られています。

これがすべて、意図的に行われている、と考えてみてください。
すべて偶然だと思いますか?
国を滅亡させる存在が見えないからと言って、滅亡させられてないとは言い切れない状況が揃っているんです。
一体、どういうことなのか。
いよいよ、日本人はここを考えるときに入ってきましたね。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す