クリスマスその後...

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これ、ピカチュウに送ったクリスマス・プレゼントなんです。
栃木の彫り師さんの作品で、とても迫力があり素敵。
このかた、風水モチーフの作品をたくさん出品されています。
店の看板も彫ってあげますよっていってくれたので、そうなったときには、ぜひお願いしようと思ってる〜。

そもそも、自分が風水に興味を持ったのは、若い時に対面販売職をしていた時だったんだよね。
店の中に置くものや配置を変えるだけで、来客数が大きく変わる、ということに気づいてから。

店舗経営は、とりあえずお客さんが入ってくれないことには、始まりませんので、いかに入りやすい店作りをするか、そして、常連さんには、「あれ?いつもとちがうな、今日はなにかあるかも」と思って再来店してもらえるか、ということを意識して店内を動かします。

働いてたのは、外資系アクセサリーチェーン店だったんですけど、同じエリア内でも応援のために移動することがしょっちゅうありました。
ほんとね〜店長が変わるとその店のやり方がかわり、見せ方も変わり、スタッフの人間の種類も変わる。で、当然売り上げもかわるんですよ。

で、自分は昔、スキンヘッドだったという、どうみても宿命が龍高星メインだろという店長の下についていたので、しょっちゅう店の商品の入れ替えや棚の移動をさせられていました。

しかし、そこに理論的な裏付けはなく、その店長の直感と気分で、だったんで、完全に龍高星の模様替え好きの手下になっていただけなんですけど、
一方、同じものを売ってる店なのに、この人、どうみても鳳閣星だろ、スタッフ貫索星だろ、という店長のもとに行くと、はい。店の配置はいつも同じ。
そして、店長およびスタッフは、仕事の手抜きの方法だけは商品知識よりも、めっちゃよく知り尽くしているわけです〜。w
で、あそこ、まったく売り上げが伸びないので、行ってなんとかしてきて。とマネージャーに裏の特命を受けていた私は、その店で、自分の受け持つ時間だけでも数字を伸ばすため、お客さんが入りやすい配置へ移動商品棚をどんどん変えていったことがあったんですよ。

店っていうのは、経営者は上からしか見てないんで、絶対に内情はわからないもんです。生殺与奪権を握っている経営者には、全員が良い顔します。経営者の前ではむっちゃいいひと、働き者演出します。

だから、下になって潜入して見上げるからこそ、その経営のほころびやパワーバランスなど、いろいろな真実が見えてくるんですね〜。w
あれですよ、あれ。市原悦子「家政婦は見た!」。

その店はアメリカの管理システムを応用してまして、非常に効率化されていました。1時間ごとに店の売り上げが全店舗にリアルタイムで流れて、時間ごとの売り上げが出てて、誰が売ってるかもわかるようになっていた。
(まるでマックか。)

私は数字を背負って、気合が入るわけですよ。
マネージャーの期待に応えたい!
そこで、その店が売れない理由を分析し出し、改革をはじめたわけです。

まず気になったのは商品棚。
これじゃあ、人が店に入ってこれないじゃないか。
と配置を変え、ターゲットが好むように商品を並べ変え、店内に大通りを作る。客の逃げ道をいくつも用意してあげて、店に風穴をあけると、ほら。
来るじゃん!買うじゃん!
 そうやって、人気のなかった店に徐々に人が入ってきたところで、
休憩から常駐スタッフが帰ってきたんです。

険しい顔で眺めるスタッフ。
「!!!」
「変えないで!!」
「いや、これで売り上げ上がってきましたよ?」といったんですが、喜ぶ顔がない。そして、理由を問う私には無言で、商品棚を元に戻し始めたんですよ。


このスタッフは、愛想は無茶苦茶いいのですが、どうみても、陰転「鳳閣星と貫索星」。
葛藤したくない彼女は、外から来たスタッフと揉めるわけにもいかないので怒りを表現することはなかったものの、黙って、元の位置に正確に戻して行ったんです。

そう、だって、棚がこの位置にあれば、自分が働いているかどうかなんて、外から見えない。
遠くからマネージャーや上の人が来るのが見えたら、頑張ればいい。
彼女にとっては、そのための隠し棚だったんですよね。
はい。店長以下がそんなムードでやってるので、当然、売り上げは決して上がらない。やる気削がれます。

これ、牽牛星・車騎星的には「なに〜!!?」
といいたくなる、最も嫌な仕事場ですよね。w
しかし、自分のメリットを考えたら、頑張っても頑張らなくても時給が変わらないわけなんで、まぁその通りっちゃ、その通りなんです。

彼女らは賢いんです。(ただ、自分の意識はどんどん低くなりますがね。)

実際、彼女らが正しかったことはすぐに証明されました。
自分の店に戻り、会社のために、売り上げあげようと真面目に働いて、残業までしてたある日。そのチェーン店の会社のトップである、雇われ社長がいきなりやってきて、書類を書いている自分に、「コラァ、何サボってんだ!お前!」と頭ごなしに怒鳴ったんです。晴天の霹靂とはこのこと。

そして、そのとき気づいたんですよ。

ああ、私は会社全体を仲間だと思って、みんなで成功するために働いてきたけど、同じビジョンを目指して頑張っても、真面目に目標達成しても、所詮、なんの意味もないことなんだ。

 私は、自分を人間だと思ってたけど、コイツ(社長)にとっては、社員はみんなとりかえがきき、数字を上げさせるために「鞭打てば働く奴隷」。
 若くてギャル仕様はみんなバカ扱い、相手の人格や状況に配慮もなく鞭を打つわけか〜。

と、社畜の自分とこの企業社会のすべての仕組みに愕然とし、社会の真実に気がついてしまったんですよ。
 そして、誰よりも真面目に打ち込んできたが故に、その反動は激しかった。
若干22歳。早く気がついて、むしろよかった。

そして、散々侮辱した社長が、後で完全に誤解だったと気がついた時に、こいつはどういう態度をとったかというと。
私の上司に、「〜〜さんにあやまっといて。」の一言で終わったという。
人格のへったくれもねぇわ〜!!

自分はお金を目的にして働いていたというよりは、生きがいを感じて一生懸命やっていたわけなので、奴隷扱いされたことは許し難かった。
 社長だかなんだかしらねぇが、人として自分が間違ったと思ったら、直接謝りに来い!!!という趣旨(実際は、かなり丁寧な言い方だが)で抗議し、
そして、謝りに来なかったので、私はその会社を退社。

自分の主星がなんだかわかってしまうようなエピソードなんですけども。
 大手の出資を受けた外資系日本企業だったけど、20年後の今は、この会社は解体されて存在しない。
そりゃそうだろうな、と思うわ。
でも社会の嘘と真実は、たくさんここから学ばせてもらったと思う。

その後、このピラミッド型の会社システムというものに非常に興味が湧いて、自分がシステムに使われるのではなく、自分がシステムを作る側になった方がいい、という判断からいろいろな分野の業態を掛け持ちパートしながら、内側からシステムを調べるようにもなった。これが、コンサルタントを目指し始めたきっかけだったかもしれない。そう、いつも反発して、転換する。

まぁ、そんなことはどうでもいいんだけどもw、とにかく、ここで言いたかったのは、位置を変えると客の入りが違う、ということを体験的に知っていたので自分の店を作るにあたり、それを実際の理論法則に沿って、再現性のある形で利用したいと思ったことから、風水に興味を持ったというのが話のポイントなんだよね。

で、それからだいぶ後で、ある出会いがあって、風水の専門の博士について、色々と学んで行ったことから、四国へ修行しに行くことにもなった。

そんな学び始めの頃。面白いことがあったんですよ。
風水の本場台湾で作られた、一つの龍の置物を購入して玄関に置いて、さて、どうなるんだろう、とワクワクしながら寝た。
そしてそれをピカチュウには言わなかった。

すると、その次の朝、ピカチュウが、こんなことを言った。
「俺、全く夢見ないんだけどさ、すごく珍しいことに夢見たんだよ。しかも、怖い夢を見たんだよな。」

「どんな夢?」と聞くと、
「小さな龍が、俺のお腹に飛び込んで来るんだ!」
「なんどもなんども追い払うんだけど、最終的にその龍に入り込まれてしまった.....」と言った。
風水の博士に早速報告したら、「ご主人、これから昇り龍のように出世していきますよ」って言われて、喜んだっていうエピソードね。

 しかし、今、そうなってるかというと、そうとも言えるし、そうとも言えないというか、まだここが目指す頂上じゃないよねっていう場所かなぁ〜。w
結果が出てるのかどうかは、なかなか言い切れないものがある。

 ともかく、それで思ったのは、ピカチュウは龍と相性が良いらしい、ということだったんで、今年の冬至、特別な地球のエネルギーの切り替わりの追い風として、それを思い出して、最近、自己改革に葛藤しているピカチュウに良い気を送り込むツールとして、龍の置物をプレゼントしようとしたわけよ。w

龍って、上昇気流のモチーフでしょ。
23年を生きるのに、龍の手助けがたくさん働きだすことは間違いない。

龍1.png

そんで、栃木の彫り師さんが彫った作品を、サンタクロースからのプレゼントとして、3点贈ることにしたんだよね。

そう、ピカチュウは、毎年サンタクロースがいまだに来る。
クリスマスの朝、枕元に「ぴかちゅうくんへ」というサンタからの激励のプレゼントが来る。
 そして、ことし一番頑張った子供賞をもらい、ぴかちゅうは、子供達に「どうだ!!」と優越することになっている。

昨年は、イタリア製のポータブル・コーヒーメーカーだった。
今年は、霊的にもっとクリアになって、自分を超越するように、これを贈るんだ!なかなか、いい人じゃないか。自分。w

そして、無茶苦茶ダサイ(英語ネイティブはクリスマスといえばダサいセーター着るんです。ダサさは大事。)クリスマスの包装紙に包み、パッキングしていたところ、ガチャ!と突然ドアが開き、
「なにやってんだよ!がたがたやったら、子供達、起きちゃうだろう!」とピカチュウに見つかってしまった。

あたふたするが、子供へのプレゼントだと思ったのか、そのまま自室に戻っていった。

あぶねーあぶねー

もう一つの、サンタクロース・ミッション、うまくやらねば。
これこそ、本物の策謀だ、ピカチュウ!

とわけわからんことを心の中でつぶやきながら、枕元において、ホッとして寝た。子供に見つかることより、なんで大人相手にこんなに緊張するんだ!!

朝飛び起きた子供達が、大喜びでプレゼントをあけ、
やっぱり、私はサンタに認められてる、と長女は喜び「お父さんは今年、どういう評価かねぇ〜」と言わんばかりにちろっとみた時、

下の子が、自分達用のほかにもおいてあるプレゼントに気がつき、
「あれ〜お父さん、今年も口が悪かったのに、なぜかプレゼント、きてる!!」「何が良かったんだろう?!」と子供達が口々に騒ぎ立てた。
(ひどい言われようだ....)


ピカチュウは、というと「あ、きたか。」と無反応でそのまま寝ていた。

なんだよ、もっと嬉しい顔しろよ!w
(サンタクロース、もうやめちゃおうかな.....)

 そして、一通りプレゼントで盛り上がった子供達は、あ!とふと気がついたように振り返り、申し訳なさそうに、わたしの肩を抱き、

「お母さんには、今年もサンタさんくれなかったね〜。頑張ってたと思うよ。でも、悲しがらないでいいよ、わたしたちのを分けてあげるよ。」といって、自分達のプレゼントの中のチョコレートを分けてくれた。

「ありがとう....来年も、おかあさん、サンタさんにもらえるようにがんばるわ。」と悲しそうな顔をしてみせる、俳優の私。
はぁ〜なんて忙しい晩だったのだろう。

しかし、改めて見ても、なかなか良いんだよ。人の手で作ったものっていいなぁ。どんな龍でもいいわけじゃなく、自分的には龍にもこだわりがあって、これはなかなかうねりがあっていいなぁと気に入ってる。
龍2.png


2つ目は、双対の龍。安定をもたらすし、対はやっぱり陰陽を表すよね。

でもね〜嘘じゃないよ、龍というのは、本当にいるんだよ。
過酷な修行をした後で見えるようになった修験道の阿闍梨から聞いたんだけど、うねりを伴った螺旋状の鱗のような気がゆっくりと集まり、通過するのが見えるんだそう。娘はいろいろな色で見えるらしい。

これが三つ目の盤、一匹の龍だね。これは小さいけれども小さいからといって手を抜いていない。技巧を感じる作品。龍の指が5つなのか、4つなのかでも格が違うっていうけど、これは幾つなんだろ?

龍3.png


 本来、風水グッズというのは、決められた素材と手順で作られるものなので、モチーフがそれであればよい、というものとは違う。
でも、本当に正式な風水グッズを家に飾っちゃうと、中華飯店になってしまうので、実際そこまでこだわれない。

要するに、効果を出したければ龍は、うねりのある意識の動きと共振するから、うねりを消さないような工夫が必要なんだと思う。

そして、龍をみるたびに、龍を意識するでしょ。
すると龍とつながりやすい、っていう効果もあるんだと思うんだよね。

ただ、基本として、龍の置物は、水を飲まないと力を発揮しないよ。
だから、水を入れた皿を置く人もいる。
でも、水晶があれば、水晶がその代わりをしてくれるので、水晶を龍の口の前に置くと、水を置かなくてもよくなるんだ。

再来年は、辰年が来る。
これこそ、もしかすると、大きな大変革の本流が吹き上げてくる年かもしれない。来年、多くが壊れ、再来年、新しいものが目覚めて伸び出す。
その流れの中で、エネルギーを意識して生きていくことは一つのてがかりになるかもしれない。楽しみだなぁ。

あなたも、気に入った龍のグッズがあったら、利用してみてね。

今年の仕事が終わったサンタクロース、Jemmyでした。
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