心が参ってきたら。実学算命学が教える光への転換方法。

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五月は鬱病の流行る時期ですよね。
いまからは乾いた季節から、ウェットな季節へ移るので、微生物を含めた様々な生き物が混乱期を迎えています。
土用の時期とは、昔から、そういう不安定な時期でした。

実学算命学でいうエネルギー的に不安定になりやすい時期、土用は1年間に4回あります。最初は丑月、だいたい1月ごろ。辰月、だいたい4月ごろ。未月、だいたい7月ごろ。戌月、だいたい10月ごろです。
ようするに季節の変わり目に、この土用が挟まれています。

 算命学は中国大陸をベースにしていたので、日本の季節感とは関係ないですが、この土用=不安定 の発想は中国から入ってきた知識に、二十四節のような日本の気候や体験をベースにした知識が加わって作られたものです。
 だから土用は無用にいじくらないようにする休憩の大切な時期だと捉えるのは、日本に生きる上で、とても役に立つ考え方です。
 自分で畑をやっているとよくわかるのですが、この土用の時期は、畑の土の微生物のバランスが変わるどれも重要な時期にあたります。畑の微生物の状態が変わるということは、そもそも畑の微生物と人間の腸内フローラはほぼ同じで、この時期には腸内に住む、微生物バランスも変化期を迎えているということなのです。

事実、腸内フローラは、脳のホルモンバランスのほとんどを司っていて、食べ物を分解した微生物が腸で作る様々なホルモンが、腸の毛細血管から脳へ流れていき、それが脳内ホルモンとして使われます。ですから土用の月に腸内の微生物バランスが崩れるということは、体の中のホルモンバランスも変わりやすく、脳内のセロトニンやドーパミンなどが普段とは違う条件になります。それで人によっては、気分が落ち込みます。

 ですから、土用は自分を大事にしなきゃいけない月ですね。どの季節でも、季節の変わり目は、心も体もバランスを崩しやすいってことです。腸内環境は免疫も司るので、同時に風邪にも気をつけましょうね。w

 さて、このように誰にでも停滞期というのはありますが、実学算命学は3次元の仕組みを知り、積極的に生きるための手法を探る学問ですので、たとえ停滞期であっても状況に受け身になるのではなく、この時期を調整するために自分にもっとも必要なことを探ります。ですから、止まるということは、次のためのエネルギーの準備(仕込み)だと考えます。自然と止められる、のではなく、意識して自分が止まる(ためる)という考えです。
 特に辰巳天冲殺のひとは、季節の影響だけではなく、今、月の天冲殺でもあり、落ち込みに毎年悩まされているかもしれませんので、参考になるヒントを今日はちょこっと書こうと思います。

 バランスを崩しやすい土用の月は、自分で意識的に心身を整える行動をとる必要があります。栄養のあるものをとる、体を冷やさないという漢方的なケアも大事ですが、そもそも精神的なものでストレスを感じたりもしやすいです。
でも転じて、自分の意識が過敏になりやすいからこそ、浮き出てきたネガティブなエネルギーをふるい落とすとか「気づき」がおこりやすく、良い断捨離時期でもありますよ。(^^)
それを生かすための方法は二つあります。

 実学算命学のプロファイリングであなたの低迷期にお勧めする開運アクションは、まずは自分の守護神を大事にした行動を選択する、ということです。
それから、自分の日干に合わせたアイテムを使うということです。

例えば、なんですけど、自分の低迷期には自分の守護神の作家のリストから、新刊を読むなどがひとつの開運アクションになります。
 誰しも、「この人の本(ブログ)を読んで、人生の見方が変わった!」とか「目から鱗だった」とか、「生き方を変えることができた。」と思える人の話がありますよね。そういう発信者というのは、概して宿命を調べてみると、自分の守護神の日干であることが非常に多いです。そして、自分からすると反対の天冲殺の方だったりですね。反対の天冲殺は即効性が高いです。
 ですから、自分の興味ある分野の中で、そういう方を日頃からチェックしておくと良いという意味です。

例えば、自分の天冲殺が子丑天冲殺であれば、午未天中殺の著者。さらに自分の守護神が壬であれば、壬辰の方の動画をみたり、エッセイや著作を読むということです。6つの天冲殺がそれぞれ行き詰まる時というのは、大概、自分の天冲殺や主星にそった価値観にこだわりすぎることにあります。

 例えば、精神柱欠落の天冲殺である戊亥天冲殺は、現実の状況が悪くなると、ますます精神世界にのめり込んでいく癖があります。
でも精神世界にこだわりすぎたからこそ人生が行き詰まり、停滞期を迎えているわけなので、本当に窮地を脱するために必要なのは、精神世界ではなく、実はいきすぎた精神世界とバランスを取るためにも、現実世界に向けてシフトを切る。つまり価値観の逆張りをし、使い慣れた価値観を方向転換させることです。そこで力を発揮するのが、辰巳天中殺の価値観なのです。辰巳天冲殺群は厳しい反面、常識に縛られず、とても合理的な大胆な考え方ができる人たちです。冷たそうに見えて、実は窮地に立たされた人たちに実益を与えるという形で優しい面を見せたりします。それは自分が現実面で非常に苦労した経験があるからなのです。

 現実世界に強い天冲殺群の人といえば、子丑、辰巳、申酉ですが、停滞期の戊亥天冲殺の欠けた視点を補ってくれるのは、とりわけ真逆の位置にある、辰巳天冲殺の現実の解決思考です。彼らは人生の浮き沈みの中で培った、現実的な物理世界を動かすのに本当に効果のある、実利行動に支えられた考え方があるんですね。
 そこから学ぼうとすることが、まさに停滞している状態の、理想にこだわり夢見がちな戌亥天中殺には必要になります。
 それまでの自分のこだわりを捨てられるかどうか。「自分になかった発想だからこそ、得るものが大きいのだ」という意識で辰巳天中殺の方達の話しをよく聞くことです。そして真似をしてみることです。

戌亥天中殺を例に出しましたが、他の5つの天中殺の方も同じですよ★
辰巳天中殺の人が停滞した時は、逆に戌亥天中殺に。
戌亥天中殺の言葉は金言と言います。
深い精神世界の考察から来た真理によって、辰巳天中殺のバランスがとれ、道が開けることがあります。
 広がり続けて収拾がつかなくなった子丑天冲殺は、効率よくまとめていくのが得意で思考すら整理整頓された午未天中殺に学び、逆にミニマリストすぎる午未天中殺は可能性を追い自分の土台の裾を広げてくれる、一見無駄に見えるような周りくどい体験を厭わない子丑天中殺に学ぶ。
 プライベートとのライフワークバランスを取るのが得意なあったかい情のエネルギッシュな寅卯天中殺と仕事の処理がうまいクールでドライな申酉天中殺も停滞期にはお互いに助け合えます。
(でも、それをきっかけにすぐに恋とかしないでくださいね。きっと後悔します。)

そうやって反対の天冲殺の考え方を知ることで、自分の思考の箱の中でぐるぐる堂々巡りになり、出口が見えなくなっているひとが思わぬ出口を見つけることにつながっていきます。
 しかし運良く、助けてくれる反対の天冲殺のひとがそばにうまくいてくれればいいですが、そういうありがたい人間が自分の普段の人脈の中にいるとは限りません。
 そういう時の運勢の転換ツールがそばにあれば心強いので、日頃から自分に必要な教えを授けてくれる本や動画関連をチェックし、自分の守護神の発信者のリストをひかえておくことは、人生のちょっとした停滞期に、自力でなんとかするための自分の強力なきっかけになってくれます。

実学算命学ではたまに、プロファイリングの際に、悩んでいる人が必要だと思えばこの人にはこの著者の本が良いとか、この分野でヒントになるだろう人はこれだというアドバイスまでしますね。
 でもそれは日頃から、算命学以外の世界にも詳しく、常に他分野にまたがって情報リサーチしている鑑定士だけしかできないことなんですよw。

 いま無料プログラムで宿命だけは算定できるので、もともと自分の停滞期を転換させてくれる日干支を出してもらえる算命学鑑定士がいれば、念のために聞いておけば、あなたも好きな書籍や気になる著者の誕生日から、必要な人を自力でわり出すことができるかもしれません。

 ちなみに、プロファイラーJemmyは他人の人生の軍師ではありますが、当然、わたしにも人生浮き沈みがあります。むしろ多い方だと思いますね。
でもそれを自分で対処できてはじめて、自分以外の人の手助けもできるわけなので停滞期の時に、自分の流れの転換にお願いする人は決まっていて、日頃から分野別に何人かリストアップされています。
 それが有料であれば、むしろ割り切って自分の思いを吐露しても、その後の人間関係の利害関係・力関係に影響することなくクールにやっていただけますので、なおさらありがたいことなのです。
有料=プロなので、素人の友人に話しを聞いてもらうより、下手に傷つくことなく得られる結果はずっと効率的で、そのアドバイスのクオリティも高いというわけです。
(有料で相談したいと思えないような悩みは、むしろ大したことない悩みかもしれません。)

 だから海外の社会的な立場のある人たちは、悩みごとが生じた時、友人に相談するのではなく、有料で高額なプロのカウンセラーを雇います。なんて大げさな、と思うかもしれませんが、西洋的な考え方では、実はこれはとても合理的な判断なのです。

友人には守秘義務はありませんが、プロにはあります。守らなければ、仕事ができません。一方、自分の友人には契約関係はないんです。秘密を守るかどうかは相手の良心を信じるしかないということですよね。
(ココナラも依頼してくる相手の容姿や個人名や住所などはわかりませんので、対面鑑定よりもずっと良い仕組みを持っていると思います。)
 日本で信用した友人にうっかり悩みを話して、一旦は励ましてもらって、解決して感謝したとしても、その後その友人との人間関係が悪くなったら、その秘密が逆に相手に利用されるなんてのは、この世ではざらなんですよね。
 だから芸能人の裏話や話題の人のエピソードがネットなどで流れます。つまりネット上にプライバシーを流した、裏切った友達がいる。w

 そんな風に無料で相談した相手(友達)が、一生涯自分の味方でいてくれるかどうかなんて誰にもわからないのですよ。相手の誠実さを信じるしかない。でも、人間なんてのは、環境によっていくらでも心変わりします。
 歳を重ねると、そういうことがわかってくる。弱っている時に、自分の心の軸を取られるということは、誰であってもとても危険なことです。

ちなみにですが、宗教にはまりやすいのは、実は妊娠中から出産して3年以内の女性と、更年期の女性に多いです。その時期女性はホルモンが不安定になるので、精神状態が無防備になりやすいのです。そのとき、宗教に自分軸を取られたら、女性はそのまま抜け出せなくなります。
 だから男は、奥さんが妊娠したら3年は、自分が奥さんの1番の相談役になることで、魔がさす危険から守らなくてはならない。変な宗教にハマったら、夫の言うことは聞かないけど、グルの言うことは聞く、という一生になりかねない。そうなると、家計も見えないところで、勝手にお布施に回されます。
 そして四十代をすぎて、いよいよ奥さんが更年期を迎えたら、その時期もやっぱり親身にケアして、奥さんを守らないと、奥さんは友達に誘われるなどして、新興宗教にはまりやすくなります。
 男は一生の人生のうち、魔から女を守るべき時、というのがやっぱりありますから、男はそういう時期こそ、女の話をよくきいてやってほしいものです。

 まぁ、そういう余談もありますが、相談、ということは非常にリスクが伴うことで、日本人はそういうところで、悩み相談にその道のプロを雇う、という意識がまだまだ遅れているのは確かです。
 ですから、心理学セミナーだろうがココナラサイトだろうが町の占いの館だろうが、お金を払って占い師やカウンセラーに相談しよう、とする人たちは、ある意味で、配偶者や友達に相談してももやもやとしてスッキリしないままでいるひとたちよりかは、合理的で、独立していて、進歩的な方達だと私は思います。w
(※宗教家への相談は合理的でないです。なぜなら宗教は、宗教指導者に相談すると、利害が発生しますし、そのコミュニティに一生しばられるので意外と客観的で割り切った相談にはならないからです。)

そうそう、相談を受ける方もリスクはあるんですよ。
相談を受ける方も話したくないのに、相手と同じ目線にたたなければならないような心理的力学に立たされて、相手に個人的なことを話さなくてはならないように持っていかれることがあるからです。
 昔、深刻な顔をして友人として相談に乗って欲しい、と言ってきた人がいました。それまで数年個人的に付き合っていた友人だったので、「え〜どうしたんだよ」と彼のためになるならとわざわざ時間をとって、彼のための夕食を作ってまで話しをきいたところ、最終的に「そんなに応援してくれるあなただから、ファイナンシャルプランナーである自分の勉強になるので資産の運用方法をアドバイスしたいので教えて欲しい」と年収を聞き出され、結局、そいつの会社の高額な保険を売りつけられそうになったりしましたよ。(「いい加減にしろよ、自分の欲のために友達利用すんなよ、お前!」と、すぐにそいつをウチから追い出したけどね。w)
 というように、相談する側も、相談される側も「お悩み相談」は心を開いて行うものなので、現実としてはリスクなんです。
(経験を積んだ石門星の人たちは、そのあたりのことをちゃんとわかってますよね。だから、上手に距離をとっておく。さすが。)

 そうそう、相談といえば、一昔前には、自己啓発セミナーなどで、メンターの必要性を強調されることもありました。
メンターブームっていうんですかね。
でもこれも、今は成り立たないですよね。
今、メンターになります、という人は、ちゃんと「弟子」から相談料にあたるものをとって、自分の成功法則を教え込みます。商売メンターなんです。
なんとかのアニキの教えとかいうかんじで。
 昔の本当の意味でのメンターは、メンター自身が応援したいと思える見込みのある人間にだけ、パトロンのように寄り添い、篤志家のように応援してくれる人でした。メンティーは受け身であって、自分から手をあげてなるものではなかったんです。
 ですから、今いうメンターは昔とは全然違います。
そういうメンターを待ち望み、運良くその関係になれるのは、たまたま因果のある人に導き育ててもらった、という関係であって、滅多にあることじゃありません。だからのちに美談になるのです。

じゃあ、誰に頼ればいいのって、問題が発生した時、自分が停滞した時、他人になんとかしてもらおうという発想がすでにもう時代遅れになっているということをここで強調しておきたいんです。
 昭和の時代のように、自分がかわいそうな顔をしていれば、だれか優しい人が助けてくれる、人間関係ってそういうものでしょう、と待ち望んでいても、いい年の大人を助けてくれるほど、世の中甘くない。そして、他人に何かを求めている限り、現実は何も変わらないというのが、この世なんです。
究極、自分が自分を救うしかない。
これは真理です。
神社を訪れて、神様に出会って開運したという人がいるとしましょう。
そこで起きているのは、どこかの神様が自分を救っているわけではありません。どこかの神様というきっかけを通して、自分が自分の意識を変えて、自分を自分が救っている、ってことなんです。
相手が誰であっても、自分を生きることを自分以外のものに丸投げしないでくださいよ、ということですよね。w

並木良和さんが「自分の意識が現実を作っている」という話もそこにつながるかもしれませんが、神社でお願いしようが、高名な人に相談しようが、外側の何かにちやほやしてもらい、自分を助けてもらいたい、と思っている限りは、なにも生まれてこないです。

助けをもらうと言うのは、なんの分野でもいい。積極的に自分を俯瞰できるプロのアドバイスをもらい、それをヒントに自分の状況を照合させて、決定していく、助言をもらうこと。まるなげ依存ではなく、自分が自分の責任において助言を活用すると言う生き方。

 占いだろうがスピリチュアルだろうが全部同じです。すべての選択権や実行の責任は全部自分にある、そう思っていきていくことで初めて状況が変化していきます。他人のアドバイスの価値も見えてきますし、積極的な人生を送るということはつまり、そういうことです。その上で、意識のパワーを使い、自分が置かれている時空を読み取り、チャンスを掴んでいく。
そういう成熟した判断ができる大人になる、ということが風の時代、目覚めを選んだ人間には、一番大事なことなんではないでしょうか。

あと一つ、ついでに相談の害を書かせてもらいたいですね。w
昭和のおじいちゃん、おばあちゃんによくある、自分の人生をひたすら語る。というスタイルの相談形式です。
私もね、若い頃こんなことあった、あんなことあった、だから、あなたもね〜辛抱しなさいね〜というアレです。w
おじいちゃんであれば、自分の武勇伝を(しかも毎回同じ話を)たくさん語るのを延々と聞かされる。
「すごいですねぇ〜」と相談してるこっちが昭和のおしゃべりおじいちゃんやおばあちゃんの観客・傾聴カウンセラーにされてしまい、本質的にはなにも得るものがないのに、相談した気になって帰るっていうやつ。気分が良いのは、おじいちゃん、おばあちゃんだけ。自分が老人の子守にされてしまう。w

相談って、プロの知識がいりますよ。素人の電話相談室とか、タレントの新聞やラジオ相談室とか令和の時代では、そんなこともうナンセンスです。
 何よりもプロと素人の違いは、相談を受ける側が、相手の話を相手の世界として、切り離して俯瞰できるスキルをもっているかどうかです。
 昭和のおしゃべりおじいちゃん、おばあちゃんは、自分の人生と相手の人生を絡めながら話しますので、アドバイスだって全然役に立ちません。だって、ひとりひとり人生も性格も違うわけですので、他人の成功法則をもってきても、やっぱりダメなわけなんですよ。w
「俺の人生の話」をするひとは、たとえその人が医師だろうが、カウンセラー資格を持っていようが、チャネラーだろうが、実態はプロじゃないんです。
あなたと目の前のひとはちがうんだ、という前提がわかっていないのですから。心が弱った時には、カモにされないよう、その辺をちゃんと見極めてくださいね。

だから、有料で割り切ってプロを使う、ということは、かなり知的な行動になります。自分軸があって、ちゃんと意識が進化してないとできないです。
「カウンセラーに頼るなんて、ましてや占い、霊媒師に頼るなんて・・」というのは、いまや古い時代の考えなんです。いまの占い師もカウンセラーもチャネラーも、昭和の時代よりずっとずっと進化してますよ。彼らだって、一般の人よりは人助けの勉強をしています。なかにはまがい物もあるので、全員とは言いませんが。時代は確実に変わっているってこと。

ただ、人間本当に疲れている時は、相談する気力すらありません。
そういう時は、自分の守護神の開運アイテムを使ってください。
開運アイテムって、風水じゃないですよ。算命学に開運グッズはないので。
実学算命学がお勧めするお手軽な開運アイテムの意味は、次の記事でご紹介します。

今日は二日酔いのため、辛口気味な
実学算命学プロファイラーJemmyでした。




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