51歳の4ヶ月で体重60→45になれた方法。そして成功の理由を考えてみる

そういえば去年ダイエットを始めてから1年くらいたった。

そのときの成果はタイトルの通り。

（ちなみに身長は162くらいです）

身長の伸びが止まってから25歳くらいまでは、

体重についてはそれほど気にすることもなく、

したがってダイエットしようという意識はあまりなかったように思います。

しかし、運動しない、食生活乱れる、、てことをしていたら着実に大きくなって行ってました。

いよいよ60の大台に乗り、これはまずいでしょ。なんか痩せるいい方法ないかなと、いろいろ探してみたり、試しかけてみたりしたけど、コレというものを決めきれず。

で、去年の6月。

ある日、何とはなしにTwitterを見ていたら、ふと目に止まった、知らないどなたかのダイエット成功中、的なつぶやき。

それを見た途端に、これ良いかも。と思えて、すぐネットで検索。

すると、「月曜断食」っていうダイエット法で（数年前に本も出てました）週1日と夕食1回食べない。その他平日は、朝はフルーツとヨーグルト、昼はおかずだけ、夜は野菜。週末は何でも食べてよし。というもの。

週末はなんでも食べられるし、お酒は断食日以外はいつでもOKだし、主食を抜くのは前から結構やっていたので、できそうと思えたんですな。

それでネットに書いてあった内容に従い、早速次の月曜から開始。（もちろん食べない日は何曜日でも良いんですが）

※上記は、非常にざっくり書いてますので、詳しく正しい情報は「月曜断食」で調べてください！

そうしたら、体重が落ち始めたんです。

２〜３週間で３キロくらい減。若干減りかたが緩かったこともありましたが、それは、真面目にメソッドにしたがったのは最初の1ヶ月くらいで、その後は断食日をやっていなかったのと、土日の食べ方が凄かった（１週間分を取り戻すかのように、パンやスイーツも含めお腹いっぱい食す）ので、当然のことで、しかしそれでも、概ね順調に減量し、4ヶ月で15キロ減に至ったわけです。

と、あっさり説明してしまうのは、私自身が今回「がんばった」「苦労した」という感覚がなくて、するするとやれた感じがしているからでしょう。

今回「するするダイエット」（今、命名）が成功した理由は、思うにこんなことか。

成功要因は

１．我慢しなくていい

何しろ週末は食べられると思うから平日は食べなくてもいいかと思えた。

２．自分をガチガチに縛らなかった

１と重なるところもあるんだけど、「月曜断食」が推奨している通りにやらなければ！と意気込みすぎなかったこと。あまりに「やらなければ」が強いとそうできなかった時に、「ああ、できなかった〜」って自分を責めちゃったりしません？　真面目な人は特に。で、ダイエット自体をやめちゃったり。笑

今回私は、最初は本に書いてある通りにやってみたんだけど、このダイエット法の意図してるのは、「胃を酷使しないようにして、たまには完全に胃を休ませる時間をしっかり作って、体が本来エネルギーを使うべきことに十分にエネルギーを使える状態にして、健康な体を作る」ってことだなと理解。

それで、推奨通りの方法ではないけれども、私なりに、

・余計なものを食べすぎない

・お腹すいてないときは食べない

・食べたいものがないときは食べない

というようなことを自分なりに実践したんですね。

３．環境が手伝った

断食日を作るってことは早々にやってなかったんだけど、実は、夜しか食べない日というのがけっこうありました。

朝はもともと時間がなくて食べてもヨーグルトかバナナって感じだったのですが、昼は流石にお腹すくしけっこう食べてました。普通に売ってる弁当完食してからちょっとスイーツとか。だけど実は、毎日食べるものを決めるのに困っていたんです。お腹は空くけど食べたいものが近くになくて。

なので、だったら無理して食べるのやめるか、となったわけです。

おなかは空きましたよ。水分がたくさん摂ることを推奨されているので、水とか、コーヒーとか（これはあまり推奨されていない）で胃をごまかしてたけど、仕事しながら腹の虫がかなりの大音量で鳴いてました。（それを聞かされる周りの人たちは「食えよ！」て思ってただろう）

だけど、ちょうどその頃、仕事がバタついていたのもあって、昼休み別にいらないや、って感じだったし、あと、感染防止対策で、社内でも独りご飯推奨になってたので、食べようが食べまいが誰かに何か説明する必要もない状況だったわけです。

つまり、たまたま昼食抜きをしやすい環境だったということです。

４．ダイエットしていることを前向きに励ましてくれる人がいた

「月曜断食」って鍼灸師の方が考えられたんだけど、その鍼灸院がすぐに通える場所にあることが分かり、それなら一度行ってみようかと、自己流で始めた3週間後くらいかな、行ってみました。

そうすると、体の整え方はもちろん、月曜断食の仕方とかもアドバイスしてくれるし、ダイエットしてるといえば、体重、体脂肪も記録してくれる。

ちょっとした変化も大袈裟に（笑）褒めてくれたり、上手くできなかったことも否定せずに、どうしたらいいかを教えてくれたりするわけです。

正直、私の場合はそもそも言われた通りにしてないし、鍼をした日は食べない方がダイエット効果もあると言われたけど、私たいてい土曜の日中に行ってたんで、そのあと食べないなんてあり得なくて、それも守ってなかった。（すみません）

それでも、1〜2週間ごとに、測定されて、温かい言葉をかけてもらって（ついでに言うと、そこの鍼灸師さんたちは皆さん、若くてイケメン。やっぱりこれが関係ないって言ったら嘘になるわね）このことが、モチベーション維持には関わっていたと思う。

またまたちなみに、

私の場合、鍼灸自体はダイエット効果の実感はありませんでした。（あくまで個人の感想です。気づいてないだけで鍼をすることで痩せやすい体になってるとかあったのかな？？でも便秘とかも全然改善なかったから、もっぱらその週の肩こりとか背中痛とかを軽くしてもらってる感じでした）

結論、ダイエット成功のために大事なこと

こうしてみると、ダイエットを成功させるために大事なことは

結局

『　気持ち！　マインド！　』

ガッカリしました？

いやでもそうだと思うんですよ、結局のところ。

●楽しく楽にやれる方法であること。

どんなに流行ってても、他の人たちや有名な先生が良いって言っていても、自分が乗り気になる方法じゃないと無理です。

●ゆるくやるということ。

先生の言った通りにやれない時があっても、まあよしと思うこと。

実際、ちょっとくらいは良いんです。どうせ今まで全然できてなかったんだから、それに比べたらけっこうがんばってんな私、とか。

できたことをしっかり認識して、ちゃんと自分をほめほめする。

●食べるのを我慢してるんじゃなくて、胃を休めてあげてるんだと思う。

これは月曜断食の教えにありまして、なるほどなと納得いったので、その意識を持ったら食べない時間も心が穏やか。

●好きなものを食べるときにはしっかりありがたがって食べる

これも大事ねえ。ちゃんと味わっていただくと感謝で涙出そうになることあるよ。

それも控えてる日があるから、許したときはそのありがたさが増し増しになるよね。

●痩せたらどんな良いことがあるか考える

何のためにダイエットしてるんだろってことです。

そもそもダイエットなんかしてもしなくても良いわけじゃないですか。

太ってるのがだめじゃないし、60キロがだめじゃない。

太ってるって何キロからかも決まってないし。

なのに、ダイエットするのってなんで？ってことをはっきり自分に確認しといた方がいい。

それで、やっぱりダイエットしたいってことになったら、太ってる自分にネガティブな感情を持って過ごすより、ダイエットできたときの自分がどんな気持ちか何してるかとか考えて。

私の場合、やっぱり着たいものを着る喜び、堂々と外を歩ける感覚、あと、ちょうどダイエット開始の3ヶ月後くらいに予定していたライブで、スッキリした自分でのびのび楽しむこと、なんかを考えていましたかね〜。

●痩せると信じる

これが一番大事かも。

自分で「できない」「無理かも」と思ってることってできないからねえ。

私、これも去年ダイエット始めてちょっとしたときのことなんだけど、たまたま何気なく「ザ・シークレット」を久しぶりに読む機会があったんですよ。（「引き寄せの法則」の有名な本です）

そうしたら、ダイエットについても書かれていて、その中に「なりたい体重になった」と信じることだと。

それで、「ああそうだった、そうだった！目標体重になれると信じること、なんならもうなったんだと思ってればいいんだった！」と思い出して、そうしたらなんだか「私、45キロになる気がする」と思えて、最初は50キロ目標でやってたんだけど、最終的には45キロになってました。

その本には、毎日体重を測るのもやめた方がいい（痩せてない自分に意識が向いてネガティブな気持ちになるから）。体重計の数値が表示されるところになりたい体重を書いて貼ってそれを見て過ごせ、とまで書いてあって。

それ読んで、もともと毎日数値管理するようなことが好きではない私は、ものすごく納得して、体重計を捨てました。笑

それでもダイエット中は鍼に行ったら計測されてたので、そこでは変化を確認してましたけどね。

それくらいの確認でちょうどいいかもしれません。もちろん4ヶ月のうちには前回計測より増えてることもあったけど、それくらいいいよね、と。

まとめ

痩せると信じて、痩せたときの自分を想像しながら、

できたことを褒めながら、上手くできなくてもいいし〜って思いながら、

楽しくやること。

ですね。

そうやってると、環境も後押ししてくれるし、

ダイエット以外に楽しいことが見つかるかもしれない。

そして、ダイエットと一見全く関係ないようなことも、

良い方向に進む、と私は思っている。。。

ふふふ。