子どもの言葉が出てくるために必要なステップって?

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コラム
こんにちは
臨床心理士のアイカです

今回は、
子どもが言葉を発する前に必要なステップ
についてお話をしていきたいと思います

子どもの言葉がなかなか出ないな、、
子どもの言葉が増えないな、、

という方は、お子さんの様子を見ながら、
どこのステップが難しいのかな?
と考えてみてくださいね

①耳の聞こえはどうですか?

大きな音がしてもびっくりしない
大きな音がしても振り返らない

というような場合は
耳の聞こえについて
相談してみましょう

お名前を呼んでも振り向いてくれない
というお子さんの場合は
耳の聞こえだけの苦手さではない場合も
ありますので、
②以降も見てみてくださいね

②声を出すための身体の力は育っていますか?

最初からはっきりとした言葉を話すお子さんは
ほとんどいません

最初は、
「ま・ま・ま」というような
お子さんが出しやすい声をだすところから
始まります

言葉をなかなか話さないお子さんの中には
とても静かで
楽しい時の「キャッキャッ」というような
お声も少ない場合があります

そのような場合は、
まず言葉を教えるというよりも
体を大きく使った遊びやくすぐりなどを
遊びの中で行い、
声を出す回数を増やすところから始めてみましょう

そのあとに、
舌や口をしっかりと動かして
発音できるようになるためにも
体全体をたくさん動かすことは
大切なんです

③人への興味はしっかりと育っていますか?

言葉をつかえるようになるためには
『誰かに伝えたい』という
気持ちから学んでいくことが多いです

しかし、お子さんたちのなかには
他の人への興味があまり育っていない
というお子さんがいます

自分から他の人にかかわろうとしない
話しかけてもあまり反応がない
一人でずっと遊んでいる
というようなお子さんの場合

このステップが苦手である場合があります

まずは、お子さんの好きな感覚の遊びで、
大人がいないとできない遊びを
見つけていきましょう

例えば、
ぐるぐる回るのが好きで、
一人で回って楽しむのが好きなお子さんの場合

大人が抱っこしてぐるぐると回す遊びを
やってみてはどうでしょうか?

大人が回したほうが視線の高さが変わり
楽しめるかもしれません

何度か大人が抱っこしてぐるぐるしたあとに
少ししないで待っていると
お子さんの方から大人に近づいてくるかもしれません

お子さんが近づいてきたり
お子さんなりのしてほしいサインが見えたら
もう一度やってあげましょう

繰り返していくうちに、
大人に遊んでほしい時には
大人に近づく
大人を見る
ということが増え、

他の人への興味が育ってくるようになります

お子さんの言葉が出てくる前に必要なステップは
他にもありますが、
まずは上の3つがどうかな?と
お子さんの様子を見てみてくださいね

今回紹介した関わり方の工夫は
たくさんあるやり方の1つです

もしやってみてうまくいかなくても
お子さんに合った別の方法をお話しできますので
ぜひご相談くださいね







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