もしかしたら、人生の中で、
リスクマネジメントという言葉を、
一度も使ったことのない方もいるかもしれません。
でも、リスクマネジメントを一切せず生きている人は、
恐らくこの世にいません。
大きな企業や病院、事業主が頑張っている。
というイメージのこの言葉。
実は、今のあなたの生活は、
小さいころから積み重ねたリスクマネジメントの集大成です。
転んでひざをすりむいた。
歩いていて小指をはしらにぶつけた。。
授業中寝ていたら、先生にものすごく怒られた。。。
サイフを手で持ち歩いていたら、公衆トイレに忘れた(´;ω;`)
失敗を経験するたびに、その出来事に出会わないよう、
対策をして生活をするようになります。
そして、その出来事に近しいことも、
「こういう場合もあるかもな。。。」と、
気を付けるようになります。
そんなことを繰り返しながら、
自分を守るための壁をぬり固め、
あなたの生活は創り上げられています。
よく、仕事で何かを失敗すると、
その出来事に二度と遭遇しないよう、
対策を立てることがあります。
しかしながら、
そこで登場するリスクマネジメントは、
何故かありきたりで、
型にはまったコトを決めて終了。。
原因を完全に突き詰めて、
解決まで導いていることは稀に思います。
何故そうなってしまうのか?
大人になると、
「まさかそんなことが原因なんてありえない。」
「そんな子供が考えるようなことが原因のはずがない。」
自分の経験のみで完成した、
自分だけのリスクマネジメントの考え方に、
相反する意見は認めない。
そんな思考が少なからずはたらいて、
原因になっている、ささいなことを、
見逃してしまうのです。
しょうがないことです。
自分の考えで出世したひとは、
それ自体が成功体験。
他の考え方を受け入れるのは難しい。
でも、どうしても行き詰ったときは、
バカらしい意見も聞いてみてください。
重箱のスミもつついてみてください。
目からうろこの結果になるかもしれませんヨ( *´艸`)