「機嫌の悪さ」は悪くなった人の責任

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コラム
娘が学校に行けなくなり、カウンセラーの先生とお話しするのに同席したことが何度かあります。

先生は娘のことを、お姉さんのようにかわいがってくれているように見えました。そしてとても親身になってくれていました。

しかし決して安いカウンセリング料ではなかったので、長く続けるのもきつくなってきて、日常的に涙が出たりしてしまうような時期を超えたところで、そのルームは卒業することにいたしました。

そのとき先生が、メモを書いて娘に渡してくれまたのが、タイトルの言葉でした。

「いい、Nちゃん。相手の気持ちを思いやるって結局は限界があるの。なぜって、機嫌が悪くなるのはね、Nちゃんのせいじゃないから。同じことをしても機嫌がいいときも悪いときもあるでしょう?結局ね、機嫌が悪いのはNちゃんのせいじゃないの。その人のせいなのよ。その人が選んで、機嫌が悪くなってるのよ。そのこと、忘れないでね」

正直なところ、娘がこの言葉を覚えているのかわかりません。

でもわたしは忘れていません。そして今日どうしても気分がすぐれず元気になれないと思うときは「ごめん、ママは今日、自分で自分の機嫌がとれないや!変な顔してても気にしないでね」と、先に言ってしまうことにしています。

娘は今も気遣いの人ですが、おどおどするような様子はほとんどなくなっています。

あなたの心はどうですか?誰かの機嫌に左右されていませんか?


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