進まないイメージの『更年期』へのとりくみ

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コラム
こんにちは。
たなか まり*心のナースステーション*です。


暑いを通りこして、とけそうな毎日が続いていますが、
みな様いかがお過ごしですか。


涼を感じるためにどんな工夫をしていますか?
私は育てている水栽培の観葉植物の、うつわやうけ皿を
ガラスに変えて愛でることで少し涼しい気分をあじわっています。


ガラス 観葉植物.jpg




さて、
ここからは、女性活躍推会議の会員として7年目になった活動を通じて
感じることを少し書いてみたいと思います。



ここ数年「更年期」という言葉をよく耳にするようになりました。
ですが、女性活躍といえば、やはり子育てや育児に注目が集まっている
印象です。



今月初旬に開催した、健康セミナーのアンケートから更年期症状が有る方が、約80%いいるのに対して、対策やセルフケアをしていない人がほとんどでした。

みなさん、様々な症状を抱えながら毎日を過ごしていることになります。

また、自分自身が更年期であることに気がついていない場合や、
女性全員が通る道だと思っていない方も多いものです。


目立つ症状はなくても、ホルモンの低下で体の中や心に変化が
起きていることを、少しだけ知っていただけ
ると自分を守る行動につながるのではないかと感じています。


今回のタイトルを「進まないイメージの更年期へのとりくみ」とした意味は、社会全体や企業をあげて、その時期の大切さを学ぶ場や、対策につなげるためのコミュニティー作りが、もっと盛んになってもいいはずなのになぁ・・・。と思う場面が多くあるからです。


公的機関や企業の総務部の方々と、お話をする機会が良くありますが
どことなく「他人事」な印象をうけます。 


それは女性であってもですから
男性はもっとそうなのかもしれません。



女性はホルモンの波にさらされながら、人生の時期ごとに健康問題を
抱えがちです。(月経の不調・不妊治療・妊娠・出産・更年期の不調・女性特有の疾患等)



女性特有の月経随伴症(痛みや抑うつ気分など)による労働損失は
約4900億ともいわれます。


健康経営を進めるうえで、女性の健康課題に取り組むことは企業全体の業績や、生産性に大きくプラスになると確信しています。



長く働き続ける時代が来ているからこそ、個人も企業も社会全体も「自分ごと」として、とらえてcareしていけると良いと思います。



なんとなく後ろ向きな記事になりましたが、そうばかりではありません。

活動を続けていくうちに、更年期という時期の過ごし方の
大切さに気付き共感してくださる方も少しずつ増えてきました。

また、ココナラの中でもあたたかなお言葉や、はげましの
コメントをくださる方もおられて感謝しかありません。
本当にありがとうございます。



そんな、仲間たちを大切にしながら1ミリずつでもいいから、
あきらめず・くさらず・くらべずに進んでいこうと思います。



どこかで耳にした「今日の自分が明日をつくる」という言葉を
支えにボチボチ進んでいこうと思います。

大き目の観葉植物 3鉢.jpg








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