不安な思いが頭から離れないときの対処法

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こんにちは。
たなか まり*心のナースステーション*です。


ご存じでしょうか? 

日本女性のうつ病は男性の2倍です。
有病率(うつ病にかかる割合)は男性が7%に対して、女性は14%です。

そんなに多いなんて驚きの事実です。

その数字には、女性特有の理由が3つあります。

①生物学的要因 
女性ホルモンの変動や遺伝的リスク

②心理的要因
グルグル思考(反芻思考)という負の感情がループし易い

③環境要因
小児期の逆境、大人になると子育てや家事、介護、仕事など役割が多くストレスがかかる、パートナーとの関係等々

以上の3つの要因が絡み合ってうつ病を発病し易いと言われています。


気持ちが沈むときや、マイナス思考の傾向の方は、何か出来事に遭遇した時、直感的に悪い予感と関連づけて不安になりがちです。


その不安は、頭に浮かんでは消えまた浮かび、結構長い間ぐるぐると回りだすことはないですか?

きついですよね。(自分もそうですからよくわかります)

そんな時は、少し体を動かしてみると良い効果があると
言われています。


大がかりな運動でなくても、まず深呼吸してみることでも
良い効果があります。


また、部屋のどこかを掃除する、顔を洗う、おやつを食べる、料理をつくる、足踏みをする、指先をトントン動かす、これだけでも気分を切りかえる効果があります。

その中でも、掃除はストレス解消法として良い効果があると言われています。

私の場合、一番効果があったのは玄関とトイレの掃除です。

やってみる前は「ほんとに効果あんの??」と半信半疑でした。

家の玄関は新しい風の入口
トイレは人間の最終的ないらないものを流してくれている場所。出口。

家の入口と出口をキレイにするのです。


特にトイレは「いつもありがとうございます。」といいながら毎日便器を磨きます。 (‾◡◝)


子育てや介護をしていた頃は、掃除もバタバタと適当に済ませていました。

状況が落ち着いた今、感謝しながらやってみると意外に気持ちがサッパリします。

トイレへの感謝の理由は、排泄ができなければ私たちは生きていけません。
だから「汚い場所」ではなく人間の最終物を引き受けてくれる「ありがたい場所」なのです。


昔「トイレの神様」と言う歌があったように、毎日私たちを守ってくれているのです。

掃除を毎日やっていると、今まで何の洗剤で擦ってもとれなかった手洗いの水垢がなくなっていました。
それに、ぴかぴか光るのをみていると嬉しくなり心が整うのです。

キレイなトイレ.jpg

一通り掃除が終わって部屋の窓をあけ、キレイな風を通すといつの間にか
頭のぐるぐるは消えています。


毎日忙しく掃除は二の次の方もおられるでしょう。
私もそんな時期がありました。
そんな時は、無理せず手抜きしてもいいんです。


時期が過ぎれば落ち着く時も必ずやって来ます。


ストレスを軽くする方法は人によって違います。
色々ためしてみて、「これ、いいかも!」と
思える自分に合った方法を
見つけてみてください。

どんな小さなことでも大丈夫です。

それは心の健康にとても効くそうですよ。
(●'◡'●)







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