腹がたって仕方ない時の考え方

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こんにちは。
たなか まり*心のナースステーション*です。


日々の生活で何故かイライラする日はありませんか?



45歳を過ぎたころから脳の視床下部と、卵巣からの出る
女性ホルモンのバランスが崩れて心も不安定になる・・・
というのは分かります。  


理屈では分かっていても自分の「気分」をたやすく
変えることができずどうしようもない時がありますよね。


「気分」というのはmoodムードとも言われ、

快・不快などある時間持続する、やや漠然とした心身の状態。(goo辞書)と定義されています。


なので、ある時間を過ぎると気分はコロッと変わりもします。



そのきっかけになるのは「話す」ことでもあります。
本当に信頼のできる、相談相手がいてくれると、
話しを親身に聴いてもらうだけで、
パンパンではち切れそうな心のガス抜きが出来ていく気がします。

心の浄化(カタルシス)です。



そして
「どうしてあんなことでイライラしたのだろう?」と
不思議なくらいmoodは一変します。


それに引きかえ動物は素直です。

いくらご主人様がお出かけから遅く帰って来ても、
シッポを振って跳びはね全身を使って大喜びします。



その姿に、イライラしてた自分を反省させられます。



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このあいだ参加したアーユルヴェーダ(インド大陸の伝統的医学)の
講演会で聞いたお話です。


「自分とは何者か?」


自分には3つの自分がある。


1つ目は、他人から見た自分
2つ目は、自分が思う自分

しかし、それはどちらも自分ではなく3つ目の自分が、
本当の自分だというのです。

その3つ目の本当の自分とは、

「今ここにいる自分」



つまり、他の何者でもない今を生きる存在を自分と呼ぶのだ
という考え方です。


過去でも未来でもない現在の自分。


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人の評価や、人目を気にして神経をすり減らす。。。


自分の弱い部分だけが浮き上がって見えて落ち込んでしまう。。


そうではなく、新鮮な「気分」で、動物のような素直な心で喜んだり、
朝 目が覚めるたことへの感謝、生かされれているこへの感動、
季節ごとの庭の草木や花にもっと目を向けることが
できるといいですよね。



ですが、気分を切りかえることが難しい日もあります。
簡単に自分の心持を変えられれば、
どんなに楽かと思ってしまいます。




以下は世界的に有名な心理学者で
多くの方のカウンセリングを行っておられる先生のお話です。




《心理の仕事をしているからと言って悩みがない人はいません。
逆に心理学者だから悩みをもってはいけないのではないかと、
悩んでいる方もおられます。

これを「二次災害」と呼んでいます。
それは、どんな立場のどんな方々でも同じことが言えます。


ですが、隣の人は呑気に見えて何の悩みもなく
楽に生きてように感じませんか?


  でもそれは間違いで、どんな人にもその人なりの悩みがあるのです。
生きているかぎり悩みがあることは当たり前のことなのです。》


この先生のお話を聞いていると「あ!そうなんだ、人間だから悩みがあっても全然大丈夫だし、だれにでも悩みはあるものなんだ。ありのままでいいんだ。」と思えました。



大事なのは、その悩みとどう向き合って、
今をどう過ごしていくのかが
一番大切なのではないかと思えた梅雨の一日でした。














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