人生でおこるいろいろなこと

記事
コラム
年齢を重ねていくと人生の中で色々な出来事に直面しますよね。
笑い転げていたあの日が懐かしくなります。

たとえば・・・

結婚や離婚

子育てや教育 ワンオペ育児

子供の進学それに伴う経済的負担

子供の巣立ちや結婚

親の病気や介護

職場での昇進や責任の重さ

夫や自分の仕事

定年やそれに伴う経済的な変化

家族や知人との別れ

健康問題

役割の変化  などなど


こうして書き出してみると、とっても大変なことが次々が起こること
が分かりますね。


ですが、自分の周りの環境がこれだけ大きく変化をしているのに、渦中の本人は気が付きにくく、現実をどのように捉えてよいのかと思い悩みます。
そして「私だけ?なんだかうまくいかない。」と考えてしまいます。


私は17年間、患者さまや相談者の方から、たくさんの相談を受けてきまし。
表面的には幸せそうに見えている人でも、辛い出来事に見舞われていたりします。
地位や立場に関係なく、ほとんどの人は大なり小なり
悩みを抱えていることが事実です。


そして、良いことやそうでないことは繰り返し巡っているように思います。


自分自身もそうですから。(❁´◡`❁)


そこで、こんなお話を紹介します。

「故事成語」といわれる、昔の出来事を元に作られた熟語があります。

その中に中国の前漢の時代に書かれた「塞翁が馬・さいおうがうま」という話があります。




 ~故事成語大辞典より~


【説明】
昔、国境の砦の近くに一人の老人が住んでいました。
ある日その老人が飼っていた馬が、北方の他の国へ逃げてしまった。
周りの人々は慰めたが、老人は「これが幸いとなるだろう」と言った。
やがて、逃げた馬が北方から別の駿馬をひきつれて帰ってきた。
人々がお祝いをすると、老人は「これが禍となるかもしれない」と言った。
やがてその家には良馬が増えたが、老人の息子がその馬から落ちて
足の骨を折ってしまった。
人々がお見舞いをすると今度は、「これが幸いとなるだろう」と言った。
一年が過ぎるころ、隣国との大きな戦争がありほとんどの人が戦死したが、
この息子は足が不自由なため戦争に召集されず、父と共に生きながらえることができた。
「人間万事塞翁が馬」ともいう。
故事成語大辞典より【出典】淮南子[人間訓]





 この故事成語は数十年前に私の門出にお祝いの言葉で頂いたもので、今でも
大切にしていて、困ったことにぶつかると思い出しています。




一見良い出来事も不幸につながることがあり、
逆に不幸に思える出来事も幸せにつながることもあります。


例えばコロナウイルスは私達に大変の試練を与えました。
ですが、リモートでつながることがグローバルスタンダードとなり
遠くにいるたくさんの人との出会いをくれました。

私自身もカウンセラーのスキルを上げるための研修を受けるために、
年数回、講義を受講することが義務付けられています。

田舎に住んでいる私は、その都度関東に出ていく必要がありました。
(結構大変でしたね。旅費も高いですし。)

でも今は、自宅に居ながらにして
貴重な勉強の機会を得られるようになりました。

その最新の情報をセミナーや発信活動で、みなさんと情報共有ができる
ことが一番のメリットです。
聞いて下さった方達から「目からうろこでした」「これからの生活に取り入れます」などと感想を頂くと嬉しくなります。
本当にありがたいことです。

話を戻して…。
このように、物事には表と裏、陰と陽があります。



人はいつもどうすれば幸せになれるのか、幸せはどこにあるのかと思い悩みます。 そして、心の片隅の不安な気持ちもなくなりはしません。




ですが、日常で起こる様々な出来事を引き受けながら、塞翁が馬のおじいさんのように生きて行きなさいということなのでしょうね。


~人間万事、塞翁が馬~

人生の幸不幸は予測や思惑どおりにはならない。
良い時には有頂天にならず、悪い時には心をできるだけ落ち着けて
「あの日があったから今がある」といえる日が必ず来ると信じて、
すべてを捉えなおすことが大切だよと、教えてくれる言葉だと感じました。

























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