再認識 ~カウンセリングを学んでみて~

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コラム
 唐突な印象を与えてしまうかもしれませんが、昨年来、メンタル心理カウンセラーというカウンセリングのカリキュラムを学び始め、先日、その検定試験に合格しました。

 私の場合、資格試験というと10年近く前の日本茶インストラクター認定試験以来のことになります。その試験は筆記の他、実技もあり、準備期間も1年を要しました。

 今回の試験にむけて、日々の仕事をしながら勉強し、自分のなまけ心と戦い、かなり流されながら(もう少し早く取得できる予定でした。。。)チャレンジしました。やはり着手から1年近くを要することになりました。

 今回の資格は本職とはあまり関連性のないものなので、専門用語、考え方などなじみのないものが多かったです。ただ新しい分野に触れることは、考え方が柔軟になることの手助けとなりますし、新鮮な気持ちにさせてくれることにもなります。

 カウンセリングというのは、占いと似ているようでもあり違っているとも言えます。少なくとも私にとっては悩みに対するアプローチが違っているように感じられます。

 占いは悩みの根本に対し多角的にアプローチしていく、そのような感覚ですが、カウンセリングは悩みを抱えた方の現状を丁寧にくみ取り、分析することから出発していくように思います。

 占いは「当たる」ことが大前提ですが、そのことのみにフォーカスしてしまうことは危険なことです。また自分の経験、世界観に基づいて占断してしまうことも避けるべきです。性急に結論を求めるより、まず占いは誰のためにあるのか?を意識しないといけません。
 カウンセリングの基本を学ぶことが出来る今回のカリキュラムは、そんな当たり前のことを再認識させてくれました。悩みをもって相談していただく方に対しては、その方に寄り添い、その方がより良い方向に進んでいただけるように手助けをする、そんな当たり前のことを気づかせてくれました。

 今回のカリキュラムは終了しましたが、もう少しカウンセリングについて深堀りしていく予定です。手許にあるテキストはさらに専門用語が増え、難易度も相当高いように感じています。時間切れになることがない程度に、じりじりと前進していきたいと思っています。



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