私は韓国に来て、○○が増えました。
「○○が増える?」
はい!
実は、私・・・
体重が6キロ増えました。
主人にも言われます。
「きみは、20年前の面影が全くない別人だね。」
「顔も、お尻も、腰も、腕も全部大きくなったし。」
と詐欺師のように言われますが、
私は、態度も大きくなりました。
韓国語は、ケンカができるレベルです。
とか、そういうことじゃないんです!!!
韓国に来てから、芸術に触れることが増えました。
私の周りには、アーチスト系が多いので演奏会、演劇、美術の展覧会によく行きます。
初めてピアノのリサイタルに行った時のこと。
普段、へぼい服を着ている友人が←失礼
7センチのヒールを履き←普段はサンダル
はち切れそうな腕をみせながら
スポットライトを浴び
有名なコンサートホールで、
体をうならせながらグランドピアノを演奏しているのをみて
別人かと思いました。
私は素晴らしい演奏に感動して震えました。
それ以外にも友人や知り合いの
陶芸の個展
オーケストラの団員としてバイオリンやフルートの演奏、
韓国舞踊を妖精のように踊る友人、
プロとコラボで演奏する親子、
オペラミュージカルの団員として歌う友人の子ども
を見て感じることは
韓国には自分を表現できる環境が多く、一般の生活に芸術が浸透しているのです。
散歩をしていると、野外でミニオーケストラの演奏に遭遇したり、
街のお祭りに行くと、必ずある野外舞台でのダンス大会、
学校の体育祭りでも、ダンスや歌自慢、
幼稚園の体育祭の時は、必ず父兄が踊らされます。
保育園や幼稚園の教育では、美術、音楽にはとても力を入れていますし、小学校の周りは、美術教室、ピアノやバイオリンの教室だらけで、
ドイツで経験を積んだ優秀な先生もあちこちいます。
芸術を特別な子だけが楽しむのではなく、
誰もが音楽や美術を学べる環境が整っているので、
自然と子どもの感受性を育て自由に自分を表現できます。
そんな環境のなかで、私も夢が一つできました。
それは、この芸術文化を楽しめる韓国で日本のクリエイターや、芸術家が個展や演奏をし、相互の文化を結ぶお手伝いをしたいです。
日本と韓国は隣の国同士なのに距離が縮まらない国です。
でも、住んでいるから分かるお互いの魅力や強みがあります。
宝石だって、光るには摩擦が必要です。
岩石を光らせる影の仕事人になって人を人を結びながら今までの思い込みや幻想を壊し、個々の幸せを広げていきたいです。
例え小さな個展や、演奏会であったとしても、人と人は交流するとその相乗効果で誰かに影響を与えることができると信じています。
皆さんも最初から夢をあきらめないで、夢は発信し続けてください。