Microsoft365のExcelで発生するマクロ問題

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IT・テクノロジー
普段、Office2013と2016の環境でマクロを組むことが多いのですが、
少し前からMicrosoft365を導入しまして、そちらのExcelで同じ処理を実行したところ。

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あれ?
急に動かない。なんでだろう?
ということで以下のことをやってみました。

●マクロの無制限許可 → 効果なし
●Officeのオンライン修復 → 効果なし
●Officeの再インストール → 効果なし
●PCクリアブートでの稼働 → 効果なし
●別端末でMicrosoft365を起動 → 効果なし
●過去バージョンのOffice へダウングレード → 効果なし

おや、これは結構手を打ち尽くして困りましたね・・・・

で、さらに調べて分かったことは
〇マクロウィンドウからのプログラム実行 → 可能
〇VBAエディタからのプログラム実行 → 可能
●右クリックメニューに追加したコマンドからの実行 → 不可
●フォームコントロールからの実行 → 不可
〇ActiveXコントロールフォームからの実行 → 可能

ということでした。

なので、対策としてはフォームコントロールを使っている場合は、
ActiveXコントロールに差し替えることで本問題の回避はできる。

といった感じですね。

根本解決に関しては正直不明なんですが、いくつか調べてみたところ
Office2016のバージョン1708あたりから、日本語モジュールに対するプログラム不具合とかがあったりするらしいので、
このあたりから引きずっている潜在的な問題なんでしょうか。

いくら探してもこの問題に関する記事は見つからなかったので、
早めの解決を祈ります。

それでは。





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