悩み事を増やさない簡単瞑想法

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こんにちはツナカンです。

公認心理師として

登校しぶり・不登校のお子さんや,

子育てに悩む親御さん,

学校の先生方

の応援をしています。




今回は,誰もが抱える「悩み」を増やさない方法について書いてみます。

この記事はこんな方にオススメです

強いコンプレックスがある
ストレスが体に出てしまっている
不信感が強い




自分が好きになれない
うつうつとして元気がない
不安が強い性格




悩みごとを増やさない「カンタン観察瞑想」

最初から結論をいうと


短時間で、簡単でもよいので生活の中に瞑想を取り入れること


そして今回は簡単な観察瞑想をご紹介します。



ところで…


子どもから大人までほとんどの人が悩むことがあると思います

過去の私もそうでしたし,今でも悩むことはあります。




例えば・・・

「あの人は本当のところどう思っているんだろう。表では良いことを言うけど,本音は別のことを言ってるんじゃないか。」

「誰かに悪い評判を立てられたらどうしよう・・・人に気を遣いすぎて疲れてしまった。」

「自分の体の~なところが気になって恥ずかしい・・・。」


こうした悩みは生きている限りつきものです。



このつきまとう悩みとどう付き合うか…

結論は「悩みがないことをあきらめる」です。


「悩みがないのが健康」

「悩みは発散すればいい」

「ストレスがない方がいい」

「ネガティブ思考をポジティブ思考に変える」




もちろん,ポジティブになることが悪いわけではありません。

ただしポジティブでいることにこだわると,気がつかないうちに




「ポジティブに考えられない自分はダメだ」

「どうしてもポジティブになれない」




という考え方に変わってきてしまうのです。




私は何度も落ち込み,

励まされてもポジティブになれない自分が更に嫌になりました。




ネガティブ→ ポジティブ にすることで悩みを減らすはずが

ポジティブであろうとすることでかえって悩みが増えることにもなってしまうのです。




しかし、ある考えに出会うことによって変えることができました。


それは「今,この瞬間」を味わうことです。


それによってポジティブもネガティブも1つの同じ波にあることが実感できるようになります。


では,その方法であるカンタン観察瞑想法のやり方をご紹介します。

目を閉じる
呼吸をする
静かに待つ
自分の頭の中で思ったことや考えたことを「~と考えた」と「」に入れる

これだけです。


毎日1~2分程度でも,少しずつ自分が考えたことや思ったことと距離を取れるようになると思います。


またくり返すうちに,ポジティブとネガティブは同じだと実感できるようになってくると思います。




カンタン観察瞑想中に起きること

• ふだん意識しない呼吸や鼓動を感じる
• 考えや気持ちが頭の中を過ぎていくのがわかる
• 体の気持ち悪さを感じる
• 周囲の音のうるささを感じる
• 蚊に刺される(笑)

これらは,私自身の経験や,私の授業やプログラムを受けた方々からの感想に多いものです。





瞑想中は良いことばかりではありません。
嫌なこともあります。
その一例と対策をご紹介します。

• 嫌なことを思い出したら・・・

忘れようとしないで体や周囲に,同時に意識を向ける


• 1つの考えが頭から離れない・・・

忘れようとしないで体や周囲に,同時に意識を向ける


• 体の気持ち悪さを感じる・・・

どこからどこまでが気持ち悪さなのかを探る


• かゆみ等を感じる・・・

できるだけかゆみがどんな風に変わるかをかかずに観察する。

どうしてもかきたい時は,かくまでの体の変化を味わう。




ストレスの原因は

・自分の外側で起きること

・自分の頭や体のなかで起きるもの

の2つがあります。




その区別は時にあいまいですが

冷静になってみると

まだ起きてもいないことで不安になったり

心配になったりしているものなのです




それは想像することによって体が反応しているのですが

想像は「ことば」によって生まれると言われています

「ことば」はバーチャルリアリティ




とも言えるでしょう。




だから言葉をもたない動物たちは

人間のような反応はできないのです




現実とは違う,あたまの中の「ことば」を聞き流していくことで

心や体に起きる変化をたんたんと流していけるのです。










まとめ

瞑想は心のトレーニングですから,

やるほどストレスに強くなったり,冷静になれたり,

身体的にもさまざまなメリットがあることもわかっています。




ただし,体のトレーニングと同じでやりすぎは禁物です。

まず気軽に空いた時間でやってみてはいかがでしょうか。

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