断捨離したら夫への不満が消えた③

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コロナ渦


2020年、年始はそれほど騒動になっていなかったコロナ渦は、卒業シーズンにはかなり生活に影響してきました。テレビではコロナの恐ろしさを連日伝えていました。前年から民生委員をしていた私は、地域の学校の前年の卒業式や運動会に来賓として参加していましたが、この年の卒業式には呼ばれませんでした。


毎月の学校への読み聞かせボランティアも中止が増え、民生委員の定例会も無い月が増えて、地域の年配の方が集まるコミュニティにボランティアにも行っていたのがそれも集まりが無くなり、家に遊びに来ていた子供たちも来れなくなりました。



私が住んでいる田舎では、情報は筒抜けです。コロナにかかった人は何処へ行って貰ってきたなど、すぐに伝わってきました。みんな、かかると地元に居られなくなるんじゃないかと、特に年配の方はコロナにかからないように必死でした。


当時、クラスターを出した施設には冷たい声が寄せられました。先頭に立ってコロナと戦って下さっている医療機関で働く人や、その家族に偏見や差別が生まれたり、お店から消えたマスクをネットで高く販売したり、マスク警察が出てきたり、仕事が出来なくなってしまった人も多くて、そういう人のサポートを一生懸命される人も沢山居ました。



保育施設や学校がお休みになったり、オンライン授業になったり、卒業式や修学旅行などの行事も無くなり、子供さんが居るご家庭は本当に困っていたと思います。また、年配の方が居る家庭も、重症化する危険があるのでご心配されたり対策を徹底された事と思います。

私たち夫婦は、子供も年配者も抱えていなくて仕事場も人にあまり会わない仕事だったので、そこまで深刻な風でもなく、元々出不精の夫でしたのでストレスもほとんど無く過ごしていました。世間の大変な様子をテレビで見ていて申し訳なくなるようでした。


私は当時、近所へバイトに行っていましたが、そこと家の往復くらいで外出はほとんどしなくなりました。


私はそれほど行動はしませんでしたが、布マスクを大量に作って人に渡していたら、ボランティア先の方に皆のも作ってくれと頼まれて、連日ミシンで裁縫をしていました。あの当時、周りに対して自分に出来ることがあったのは、とてもありがたい事でした。



そんな時に友達からの『こんまりさんの動画を観ながら家の片付けをしているよ。とてもいいよ』の声。



マスクの作製の傍ら、こんまりさんのYouTube動画を観はじめました。それまであまりYouTube動画を観てこなかったのですが、こんまりさんのYouTube動画をきっかけに、色んな方の動画を観始めました。


そうして、動画の音声や元々大好きなラジオを聞きながら、こんまりさんのときめく片付け方法で片付けを始めました。

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お片付け開始!!まずは自分の服から。


上の写真は処分した私の服です。

最初に取り掛かったのは自分の洋服でした。こんまり流の片付け方法。まずは一か所に自分の洋服を全部集める。そこに集まらなかった服は忘れていた服という事で、ときめかないと判断して処分するというくらいなので、夏服冬服シーズン物も関係なく、全部を一部屋に集めました。


そうして自分の服の量をしっかり目で確認することが大事なんだそうです。あちこちに置いてあると全部の量が把握出来ないそうで、服を一か所に集めた私も、自分の服の多さにビックリしました。


そして、一着ずつ手に取って、ときめくかどうか判断しながら分けていきました。もう入らなくなった服や、貰ったけど大きすぎる服、惰性で着ているけどあまり好みではない物も多くありました。かばんも貰ったけど使ってない物や、似たものは一つに絞るという作業をしました。



そうしてお別れすることになった服やカバンたち。私は、古着deワクチンというお金を払って服やアクセサリーカバンを引き取ってもらうサービスを使いました。回収された服類は、ただ捨てるのではなく発展途上国などで使われます。また、一口5個、海外の子供たちにワクチンの寄付が付いていて、また、障害のある方の就労にもなっているなどの社会貢献にもなるというサービスです。

これは利用して本当に良かったです。なぜかというと、手放す時に廃棄されるともったいないと思える服も、また誰かが使ってくれると思うと手放しやすい、それからお金を払って手放すことでもう無暗に服を増やさないぞという気持ちになれます。


1口頼むと送られてくる袋はとても大きく、入る服の重さは30キロと大量です。詰め込んだ後に宅配業者に電話をすると引き取りに来てくれます。(自分では動かせなくなるので詰める時は玄関で!!)また、手作りのかばんも受け付けてくれます。このサービスを2口頼みました。私の服の量は3分の一ほどになり、とてもスッキリしました。


※もしご利用の際には、袋が送られてきてから宅配業者の頼むまでの期限が決められていますので、手放したいものを仕分けしてから頼むことをお勧めします。(古着deワクチンの回し者ではありません)


こんまり流の服の畳みかたを覚えたら、それもすごく楽しくて、また服がどこに何があるか一目瞭然で分かるようになり、毎日の服の出し入れもずいぶん楽になりました。なんで今まであんなに服の扱いに苦労していたんだろうと思いました。この洋服の片付けがスムーズにいって、快適になった事で、片付けのモチベーションがぐんと上がりました。そうして、時間的にも精神的にも今なら家中を片付けられるのではないかと考えだしました。


これは壮絶な片付けの大きな第一歩。小さな小さな私の、大きな大きな一歩でした。



つづく (書いてる本人もまだつづくんかい!って思ってます。。。)


今回もお読み下さり、ありがとうございます(o^―^o)
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