顔面神経麻痺になってみて

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コラム
来たる8月31日に突然顔面神経麻痺となりました。

2か月近く経ち、症状は徐々に改善してきていますが、未だに…
■目を意識しないと閉じにくい
■笑顔が作れない
■おでこのしわのしわが作れない・鼻が開かない
などなど、色々と症状が残っています。

日常生活では特に目が閉じにくいことで左右差が生じてしまい、集中力が持ちにくい・疲れやすいことが辛い毎日です。

原因は免疫力の低下によるウィルスが増殖して、顔面神経を壊す…という流れらしいですが、いわゆる「過度のストレス」が根本にありそうです。

思い返すと、大学生時代~現在までずーっと「無理」をしてきました。
不安障害・強迫障害の診断が下りたのが大学1年生。
診断に安心感を持つとともに、毎日どうしようもない不安を抱えながらずっと生きてきました。

薬をのみながら、運動や瞑想などをしながら、ポジティブに考えよう…としながら、毎日この病と向き合いながら現在までに至ります。

その戦いの理由は、「普通」でいたい…という気持ちでした。
今振り返ると「普通」とは幻想ということにようやく気付き始めましたが、実感としてそれを感じられるようになったのは本当にここ数年かと思います。

周りに溶け込みたい、孤独になりたくない、といった気持ちで、この普通に合わせて生活しようと自分の身体のことを全く考えず死に物狂いで生きる努力してきたと思います。

…今回の顔面神経麻痺…は、その努力をしすぎた結果起こったことだったと思います。診断が下りた瞬間、一瞬時が止まったような感覚でした。
身体が「今すぐ動くのをやめて!」「無理をやめて!」と警告を鳴らして、power offを強制的に押してきた…といった感じでしょうか。

今回こういったブログや相談を始めたのも、この症状がきっかけです。
何事にも悩みを抱えてしまう理由は、「無理」をしてしまうマインドセットが根本にあるからだと思っています。
その「無理」を自分なりに解釈すると、結局は「自分をちゃんと理解できているかどうか」ことかなぁと感じます。

その理解をするためには対話が必要だと考えています。

その対話の一環として、今回のようなブログをはじめてみることにしました。










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