自作の電子書籍の活用で、ビジネスをもっと楽しく!
応援してます。
あっこです。
「真実はいつもひとつ!
ライティングの基本を知らないから、上手く文章が書けない!
・・・・ん?
本当にそうなのかなぁ・・・・・??」
という人も応援しています。
ライティングに使用される手法のひとつ、
【PREP法】
これについて、私の見解を共有させてもらいます。
参考にしてもらえることがあったら嬉しいです。
取扱注意!
何でもかんでも『PREP法が有効』という訳ではナイのです。
PREP法というものは、WEBライティングや、プレゼン、商品紹介など、
主にビジネスシーンで多く使われる手法のひとつです。
このPREP法、
「ブログの文章の基本」
とか、
「これを意識するとライティングしやすい」
といった情報をネットで多く確認することができます。
しかし、
実は、
「何にでも有効」というわけでは、ないですよネ。
場合によっては、
逆に大切な文章が台無しになるリスクもあります。
PREP法は、
・アピールしたい商品
・強く伝えたいメッセージ
これらをアピールしたい場合などには、とても有効な手法のひとつです。
そのため、
エンターテイメント要素の強い記事には、向いてない。
これも知って欲しいんです。
そもそもPREP法って?
P = Point ⇒ 結論
R = Reason ⇒ 理由
E = Example ⇒ 事例
P = Point ⇒ 結論
この順番の文章構成で話を進めていく方法です。
ビジネスのプレゼンや、商談、などの、
論理的に強く伝えたい時
には、非常に有効的な方法です。
文章、文字としてのコンテンツでは、多くのWEBライティング、特化ブログなどで、活用されています。
最初に結論から書くのには理由があります。
1つ目の理由は、
人が集中できる時間というものが、とっても短いから。
先に結論を伝えることにより、興味を持ち集中している内に、伝えたいことを印象付ける効果が期待できます。
そして、
「人は最初に聞いた言葉の方が引き出しやすい」
という性質もあります。
「人の記憶」という情報は、本人の意思に関係なく、見たり聞いたりしたことが、常に脳に保存され続けています。
顕在意識がその時点で自覚していなくても、潜在的には情報が書き込まれ続けます。
そのため、その膨大な情報の中から引き出すこと、思い出すことがとても難しいものでもあります。
そのため、情報を受け取ってもらうその時に、潜在意識だけではなく顕在意識にも働きかけて、あとから少しでも情報を引き出してもらうためのチャンスを増やす。
「思い出してもらう」
そのための工夫のひとつと言えます。
また、ビジネス書籍や、特化ブログなどでは、早い内に
「このコンテンツには、こんなことが書いてありますヨ。」
ということを伝えることにより、読む人の時間のムダ使いを減らすための、親切なお手伝いにもなります。
要するに、PREP法は、論理的に説得力を持って伝える効率的な方法。
です。
そしてそこから、こんなことも思いませんか?
PREP法にしたら、メチャメチャつまらなくなる記事がある!
ライティングのことを調べると、PREP法のことばかり目にするからと言って、何にでも有効とは限らないんです。
「名探偵コナン」で検証してみましょう。
1.P 「犯人は被害者の恋人○○さんです!」
2.R 「犯行の理由は、被害者のことが好き過ぎたから。」
3.E 「被害者は、イケメンでいつもモテモテ。
しかも強烈な浮気性で、いつもフワフワしていました。
被害者を大好きな○○さんは、
そんな日々に終止符を打ちたくなってしまったんですネ。」
4.P 「だから犯人は、○○さんです!!」
・・・本当につまらなくなりますネ。笑
これは極端な例ではありますが、
謎解きコンテンツから「推理する楽しみ」を消してしまったら、面白さ激減ですネ。
エンターテインメント要素の高い文章には、使ってはダメです。
もしかして、
冒頭で、犯人を言ってしまい、読む人をガッカリさせるコナン君のことを、
他人事だと思っていませんか?
もしかしたら、自分では機能的なビジネスコンテンツと思っているものでも、第三者からしたら
実はエンターテインメント要素の強いコンテンツである可能性もあります。
読み進めながら、答えを考えるのが楽しい文章だったり、
まさかの見解が繰り広げられるのが楽しかったり、、
自分の意図とはちがう所に、読み手は魅力を感じていたり、想像していない楽しみ方をしているかもしれません。
その場合には、PREP法にすることにより、
読者さんのを楽しみを、奪うことにつながりかねません。
あなたにしか作れない流れや、空気感などの、光る魅力が、台無しになるおそれがあります。
TPOに応じて使い分けよう
PREP法は、
・メッセージを強く伝えたい・知って欲しい時には有効
・エンターテインメント要素の強いものには不向き
こういった特徴にも、注意が必要です。
ライティングの武器のひとつとして習得しつつ、いざコンテンツをつくるときには、
「今回は使うべきなのか、やめておいた方が良いのか。」
PREP法は、あくまで手法のひとつとして考えるようにして、読者さんの求めている、読者さんファーストの文章づくりを心がけたいですネ。
読んでいただき、ありがとうございました。
ではまた!
あっこでした。