『自分はなぜこれを始めようと思ったのだろう』

記事
コラム
初心を思い起こす

出典)PHP No.899 p.104
株式会社PHP研究所
 今日は4月1日。日本では、もしかしたら1月1日の次に大きな区切りの日かもしれません。
 新年度ということで、なにかを新しく始めようと気持ちを新たにしている方や、目標を立てている方もいることでしょう。

 なにかを始めようと思ったきっかけはなんでしょう。
 なにを思って、どのような自分になりたくて、どのように自分の周りの世界を変えたくて、それを始めようと思ったのでしょう。

 冒頭の言葉は、松下幸之助の著書『経済談義』からの抜粋だそうです。
 なにかを始めようと思ったとき、それが偶然であれ、強い思いであれ、必ず最初に心を動かしたなにかがあると、私は思います。
 それをもしかしたら、『初心』というのかなと、この言葉を読んで感じました。

 なにかをやり始め、それを続けていくと、いろいろな困難があったり、無力感を覚えたり、批判や心無い言葉を浴びせられることがあるでしょう。
 そんなときに、自分の『初心』はなんだったのかを思い返し、立ち戻る。今の自分の立ち位置を確認する。
 そうすることで、自分を信じて前に進むことができるのではないでしょうか。
 自分の『初心』は、自分の進むべき道の『道しるべ』になる。
 そんなことを思いました。

『自分はなぜこれを始めようと思ったのだろう』
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