あごの病気(がくかんせつしょう)は見た目にも影響する!?

記事
学び
今日は・・・
「顎関節症が見た目にも影響する!?」
というお話について。

「えっ??顎関節症って
見た目に影響するの???」


と、ビックリされたと思います。


実は、あごの症状があるのに放置してしまうと
どんどんその症状が進んでしまうのが
「顎関節症」の恐ろしいところなのです。


初期段階では、生活に支障をきたすほどの
痛みや不具合がないために
対策を先延ばしにしてしまう方が多いのです。


もしもあなたが、今日すぐにでも「顎関節症」を
引き起こす原因である「歯ぎしりくいしばり」を
やめることができるのなら、
進行をストップすることができます。


しかしながら、簡単にやめれないのが
「歯ぎしりくいしばり」なんですよね。

自分では気が付いていないところで、

知らず知らずのうちに
歯やあご関節に「危険な噛むチカラ」が
加わることで進行するのが「顎関節症」。


では、なぜ「顎関節症」がひどくなると
「見た目」に影響するのでしょうか??


その理由は2つあります。


1つ目は、
・あごや筋肉に歪みが出るから
2つ目は、
・歯並びが悪くなるから


です。
まず1つ目の「あごと筋肉に歪みが出るから」
について解説します。


「顎関節症」の症状を放置すると
こんなことが起きてきます。

□口を開けたら顎がカクカク・ジャリジャリ音がする
□口が開かなくなったことがある
□口が閉じなくなった事がある
□歯科治療で長時間口を大きくあけるのが苦手
□口を大きくあけれない


これらの症状は、あご関節部分にある
クッション性のある軟骨に
ズレが出てきたり、
変形が出たり、
穴があいたりすることで起きる症状です。


では具体的に、
クライアントのKさん
を例にお話していきます。


Kさんは、左奥の歯を10代の頃に抜歯していたため
左奥の関節が後ろに押し込められやすくなっていました。


そのため、左側のクッション性のある軟骨がズレてしまい、
歯を噛み合わせたときに、左側にアゴがズレる
症状が出てきていたのです。


Kさんに起きた「見た目の変化」



❶ 正面から見たときに、アゴの真ん中が左にズレた
❷お顔にある表情筋という筋肉が緊張し
 法令線あたりから目尻までの距離に左右差が出てきた


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❸左側首の筋肉の緊張により頭が左側に傾く
( 左側の噛み合わせが低いので、その状態でもかみ合うように、
首の前にある筋肉と、左側の噛むためにある筋肉の緊張、
さらに左側の表情を作るための筋肉の緊張が生じ
顔貌は非対称になり、頭の傾きも左側へ傾斜。)




❹頭が左に傾くためバランスを取ろうと右肩が上がる
❺右側の、背中の筋肉で身体を支え、背骨は右へねじれて歪む
❻腰を左前へ押し出して身体のバランスをとるため、腰痛も生じやすい
❼左足に体重が常にかかるため左脚が短くなりあしは、内股になる。


Kさんのように
1本の歯を失っただけでも、
自分が気づかないうちに「あごの歪み」「筋肉の歪み」
そして「全身の歪み」まで生じてしまうのです!!!


次に2つ目の「歯並びが悪くなる」
についてです。


一般の方は・・・
「歯って動くものなのだ!」
という事実を知りません。


ここで思い出してもらいたいのが「矯正治療」です。


「矯正治療」はこの「歯が動くこと」を利用して
「歯並び」をきれいに治そうと
行われている治療ですよね?


ワイヤーで力をかけることによって
目標となる場所まで「歯」を動かす。


しかしながら「顎関節症」になるような
「危険なチカラ」が「歯」や「あご関節」に
加わってしまうと、
歯並びが悪くなってしまったり、
あご関節が壊れたりしてしまうのです。


歯並びが悪くなると、ニコッと笑顔で笑った時に
歯がガタガタしている状態になってしまうので、
やはり「見た目に影響している」ことは否めないですね。


あなたがもし「顎関節症」の症状を
少しでも自覚してるのであれば・・・


今すぐ、「歯科的マウスピース」と
「精神的アプローチ」の両面から
的確な対処を開始すれば
見た目にも影響を与えてしまう
「顎関節症」は改善できます。



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