嘘も方便

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コラム
嘘はつかないようにしていますが、それが相手のためになるなら、
私も嘘をつくかもしれません。

あなたなら、どうしますか?

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難しいですよね。


「嘘も方便」とは、嘘をつくことは悪いことではあるが、時と場合によっては
嘘が必要なときもあるということです。

目的を遂げるために、時には嘘をつくことも必要になるという意。
「方便」とは、仏教用語で、衆生(しゅじょう:一切の生きとし生けるもの)
を真の教えに導く為に用いる仮の手段のこと。

悪事に結びつく嘘を許されるという意味で使うのは誤りなので注意を。

「目的を達成するための使う便宜的な手段」をあらわし、あくまでも
相手の利益になることを前提に、やんわりと嘘を肯定している表現です。

ここで面白い雑学を。
「方便」の語源はサンスクリット語の「ウパーヤ(upaya)」で、
「(目的に)近づく」という意味にあとから漢字を当てたものです。
「ウパーヤ(方便)」は、解脱(悟り)のために必要な仏の智慧
「般若(はんにゃ)」を体得する手段として欠かすことができないものと
して、位置づけられています。

サンスクリット語は、古代インド・アーリア語に属する言語だそうです。

「ウパーヤ」がどうやったら、「方便」に繋がったか分かりませんが、
仏教を通してきたというのは面白いですね。

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●まとめ

「嘘も方便」とは、嘘をつくことは悪いことではあるが、時と場合によっては
嘘が必要なときもあるということです。

目的を遂げるために、時には嘘をつくことも必要になるという意。

例文ではこうでしょう。
「料理の中に苦手な物があったけど、嘘も方便で喜んだ」


 (台風の進路が気になります)レンちゃんママでした。
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