君子危うきに近寄らず

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今日の会話の中で出てきたことわざなので、取り上げてみました。
こういう風に思ったときはありますか?

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どこに危険があるか潜んでいるのか分かりませんよね。


「君子危うきに近寄らず」とは、教養があり徳がある者は、自分の行動を
慎むものだから、危険なところには近づかないということです。

「君子」とは、学識・人格ともに優れ、徳のある人のこと。
「君子危うきに近寄らず」は孔子の言葉と思う人も多いが、
これに酷似した言葉は『論語(孔子の言行について纏めた書物)』にはない。

正確な出典は不明であるが、『春秋公羊伝(しゅんじゅうくようでん)』には
「君子不近刑人」とあり、これが元になっているという説が存在しています。

「君子不近刑人」という漢文は「君子刑人に近寄らず」となり、
「聡明で徳のある人は、罪を犯した危険な人間には近づかない」という
意味を持ちます。または「君子は罪を犯した人間には近づかない」という
言葉です。なので、どちらにしても「君子危うきに近寄らず」の由来には、
これなのではないかという説があるのです。

「君子危うきにのぞまず」とも言います。

危険な場所や物や人などには近づかない、関わらないのが一番賢いことだと
「君子危うきに近寄らず」では、そう伝えたいのだと思います。

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●まとめ

「君子危うきに近寄らず」とは、教養があり徳がある者は、自分の行動を
慎むものだから、危険なところには近づかないということです。

「君子」とは、学識・人格ともに優れ、徳のある人のこと。

恒例の例文。
「何かスカウトされた友人に、君子危うきに近寄らずだよと伝えてみたよ」
こういうのでいかがでしょうか?


 (台風17号ができそうですね?)レンちゃんママでした。
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