物言えば唇寒し秋の風

記事
コラム
俳句のように読んでもらえれば分かりやすいと思います。
9月に入りましたので、このことわざを選んでみました。

どんなものを想像しますか?
実はこれ後悔したあとのことわざなんですよ。

画像_2021-08-31_164512.png

あとで悔いるから後悔。


「物言えば唇寒し秋の風」とは、人の悪口を言えば、なんとなく後味の悪い
思いをするというたとえです。
また、余計なことを言えば災いを招くというたとえでもあります。

人の欠点を批判したり自分の長所を自慢したりした後は、必ず言わなきゃ
よかったという思いにとらわれるものである。また、そうしたことによって
余計な災難を自ら招くこともあるということです。

口を開くと秋の冷たい風が唇に触れて、寒々とした気分になることから。
松尾芭蕉の「座右の銘」にある句で、この句の前には「人の短をいふ事なかれ己が長をとく事なかれ」とあります。この意味は、人の短所を軽率に指摘してはならない。自分の長所を誇らしげに、自慢してはならないということです。

分かってはいてもしてしまうのが人間の性なので、これは戒めの言葉ですね。

このことわざは、略して「物言えば唇寒し」とも言うことがあるそうですが、
どちらを使うかあなた次第となるんでしょう。どちらが覚えやすいですか?

budou.jpg

●まとめ

「物言えば唇寒し秋の風」とは、人の悪口を言えば、なんとなく後味の悪い
思いをするというたとえです。
また、余計なことを言えば災いを招くというたとえでもあります。

人の欠点を批判したり自分の長所を自慢したりした後は、必ず言わなきゃ
よかったという思いにとらわれるものである。また、そうしたことによって
余計な災難を自ら招くこともあるということです。

ちなみに対義語は「思うこと言わねば腹ふくる」です。
本当に正反対の意味ですよね?


 (秋と言えば何ですか?)レンちゃんママでした。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す