これも一つのことわざなんですよね。ちょっと意外なことわざですね?
あなたは知っていましたか?
どういうときに使うか、今から紹介していきます。
すでに知っているという方がいたら、自慢できますよ。
このことわざ、英語で言うと?
「痛し痒し」とは、両方に同程度の良い面と悪い面があって、
どちらか片方を取るのに迷ったり苦しんだりすることのたとえです。
掻けば痛いし、掻かなければ痒いという意味から、やってみたいが
困る事情もあるため、やるべきかどうか判断に苦しむということ。
「痛し痒しの痘瘡(とうそう)」「痛し痒しも瘡(そう)にこそよれ」とも
言い、痘瘡(とうそう)は天然痘のことを指しています。
語源としては、「(できものは)掻(か)けば痛いし、掻かなければ
痒いままだし、どうしようもない状態」から来ています。
このような状況を英語では「dilemma(ジレンマ)」とも呼びます。
前にも書きましたが、類義語は「あちらを立てればこちらが立たず」です。
こう言われると、意味も分かりやすいですね。
最後に、「痛い痒い」というのは誤りなので、注意してください。
●まとめ
「痛し痒し」とは、両方に同程度の良い面と悪い面があって、
どちらか片方を取るのに迷ったり苦しんだりすることのたとえです。
掻けば痛いし、掻かなければ痒いという意味から、やってみたいが
困る事情もあるため、やるべきかどうか判断に苦しむということ。
こういうもどかしいときって、痛し痒しとは言わず、
ついジレンマに陥ったとか言ってしまいますね?
間違いではないと思いますが、ことわざも大事に扱いたいですね。
(もうすぐ8月も終わりですね)レンちゃんママまでした。