このことわざを聞いて、もうひとつのことわざを想像できますか?
もうひとつのことわざは、類義語ですが分かるでしょうか?
たぶん、喉まで出ているという方が多いかもしれません。
それぐらい似ていますからね。
どんな鳥なんでしょうね?
「立つ鳥跡を濁さず」とは、立ち去る者は、見苦しくないようきれいに始末を
していくべきという戒め。また、引き際は美しくあるべきだということ。
水鳥が飛び立ったあとの水辺は、濁ることなく清く澄んだままであることから言います。ここでの「立つ」は、「飛び上がって去る」という意味です。
また「立つ鳥跡を汚さず」とも言いますよ。
私が言いたかった類義語は、「飛ぶ鳥跡を濁さず」です。
似ているので、このことわざを聞いて、どちらを想像するでしょうか?
こちらの意味は、立ち去る者は、自分のいた場所を汚れたままにせず、
きれいにしてから行くものだという戒め。
また、引き際はきれいであるべきということ。
意味は似ていますが、どちらを使うのが正しいのかと言えば、
「立つ鳥跡を濁さず」のほうが正しいと言えます。
例文、「ここで働けなくなるのは寂しいが、立つ鳥跡を濁さずの精神で、
未練を口にするのはやめよう。」などに使います。
あまり使わないかもしれませんが。
使うとしたら、こういう風に使ってみてください。
●まとめ
「立つ鳥跡を濁さず」とは、立ち去る者は、見苦しくないようきれいに始末を
していくべきという戒め。また、引き際は美しくあるべきだということ。
水鳥が飛び立ったあとの水辺は、濁ることなく清く澄んだままであることから言います。ここでの「立つ」は、「飛び上がって去る」という意味です。
また「立つ鳥跡を汚さず」とも言いますよ。
このことわざは、江戸時代に生まれた言葉です。
雑学として覚えておくのもいいかもしれませんね。
(昔の人は言葉を重んじていたんでしょうね)レンちゃんママでした。