明鏡止水

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コラム
鏡の話を先日したので、こちらを持ってきました。
ことわざ知らなくても読めますね?

意味はこれだけだと分からないと思いますが、
鏡がつくからと想像していただければ面白いかもしれません。

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鏡の言葉っていろいろありますね。


「明鏡止水」とは、邪念が無く、静かに落ち着いて澄みきった心の状態の
たとえを表しています。

「明鏡(めいきょう)」は、一点の曇りもない、よく映る鏡のことで、
「めいけい」とも読むそうですが、「めいきょう」のほうが無難かと。

「止水」とは、流れずに静かにとどまって、澄んだ水面のこと。
曇りの無い鏡と澄んだ水面のように、安らかに落ち着いた心境をいう。

「明鏡」と「止水」が合わさってできた言葉です。
「名鏡止水」と書くのは誤りなので、気をつけてください。

それもあって、それぞれに意味のある言葉として意味があるんですね。

私的には、情景を思い浮かべられる「止水」の言葉の意味がいいですが、
あなたはどちらの言葉の意味が好みですか?

類義語にも風情のある言葉で、光風霽月(こうふうせいげつ)とあります。
心がさっぱりと澄み切ってわだかまりがなく、さわやかなことの形容で、
日の光の中を吹き渡るさわやかな風と、雨上がりの澄み切った空の月の意。
「霽(せい)」は晴れる意味で使われるそうです。

ただ、困ったことにこれらの言葉の使い道って、なかなかないのが
問題かもしれませんね。
こういう言葉もあるんだと思ってくださると嬉しいですが。

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●まとめ

「明鏡止水」とは、邪念が無く、静かに落ち着いて澄みきった心の状態の
たとえを表しています。

「明鏡(めいきょう)」は、一点の曇りもない、よく映る鏡のことで、
「めいけい」とも読むそうですが、「めいきょう」のほうが無難かと。

「止水」とは、流れずに静かにとどまって、澄んだ水面のこと。
曇りの無い鏡と澄んだ水面のように、安らかに落ち着いた心境をいう。

最後に例文として、こんな言い表しを持ってきました。
「偏見や先入観にとらわれずに、明鏡止水の心で判断してほしいです。」
何かの面接などで使えそうですね?


 (ぱっと見、眼鏡に見えるのは内緒)レンちゃんママでした。


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