一所懸命

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コラム
これも実はことわざって知っていましたか?
意外と知られてないかもしれませんが、日常では使う機会もあるのでは?

でも、意味を知ると大げさなと思うところもあると思います。
そして実はビジネスなどではあまり使わないほうがいいかもしれませんね。

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このことわざを使いすぎるのも…


「一所懸命」とは、ひとつの事に命をがけで取り組むこと。
本気で何かに打ち込むことも含まれています。

封建時代、君主から賜った一箇所の領地を命を懸けて守ったことから。
「一生懸命」は「一所懸命」が変化したものです。

こう書くと、どちらを使えば正しいの?と思うかもしれません。

ビジネスや一般的には、「一所懸命」はあまり使わないです。
冒頭でもああいうことを書きましたが、実は歌舞伎役者が使います。

「一生懸命」と「一所懸命」はどちらも同じ意味を表しています。
しかし、一生懸命は物事に対して全力に取り組むさまであるのに対し、
一所懸命の「一所」は「一カ所」を表します。そのため、ひとつのことに
力を尽くすというようなニュアンスにも取れ、違いがあるのです。

先ほども書きましたが、現在では一生懸命の方が一般的ですが、
歌舞伎においては、一所懸命が使われることがあります。
それは、歌舞伎では基本的に古語を使用することや、代々伝わる屋号(一所)を
命がけで守るという意味を持つことから、一所懸命を使うようです。

なので、もしビジネスで使うのであれば、一生懸命ですね。
類義語でもあるので、こちらを取り上げました。

使い分けに関して、参考になれば幸いです。

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●まとめ

「一所懸命」とは、ひとつの事に命をがけで取り組むこと。
本気で何かに打ち込むことも含まれています。

封建時代、君主から賜った一箇所の領地を命を懸けて守ったことから。
「一生懸命」は「一所懸命」が変化したものです。

「一所懸命」がメインのはずなのに、ビジネスなどで間違わないようにと、
「一生懸命」のほうに力を注いでしまいました。
たまには、こういうときもあるってことで。


 (熱が何とかならないかなぁ)レンちゃんママでした。
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