彼方を立てれば此方が立たず

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「かなた」とは読みませんので、注意してくださいね。
うっかりすると、そう読みそうになりますが…。

このことわざは、言葉にして使うというよりも心情ですね。
口にせず、心の中で思うような感じだと思います。

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読み間違えには注意しましょう。


「あちらを立てればこちらが立たず」とは、両方が納得するような、
また喜ぶようなことをするのは難しいということのたとえの意味です。

意味を聞いて、やっぱりかと納得いく内容ですね。

片方の面目が保たれるようにすると、もう片方の面目が保たれず、
その逆もまた然り。双方の体面が傷つかないようなことをするのは
困難なことであるという意味です。

また「あちら立てればこちらが立たぬ」とも言います。
なお、「あちらを立てればこちらが立たぬ、双方立てれば身が立たぬ」と
続けてもいうこともあるそうです。聞いたことある人いるのでは?

両者が喜ぶような振る舞いをしていると、自分の身も立たないことは、
想像しなくても手に取るように分かりますね。
こういうときは、関わることを避けるのが賢明な判断かもしれません。

母娘だったり、会社の関係だったり、いろいろ板挟みがあるかと思います。
触らぬ神に祟りなしってことわざもあるぐらいですから、
ときには、そっとしとくのもいいと思いますよ。

母娘喧嘩でどちらが正しい!?なんて聞かれて、どっちつかずも問題ですし、
だからと言って、ここで正論ぶちまけても火に油です。
逃げ道を用意して、素早く移動したりするのが一番でしょうね。きっと。

でも、ここぞというときはどちらを立てるかを決めておくのもありかと。
自分が正しいと思った行動をぜひとってくださいね。

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●まとめ

「あちらを立てればこちらが立たず」とは、両方が納得するような、
また喜ぶようなことをするのは難しいということのたとえの意味です。

また「あちら立てればこちらが立たぬ」とも言います。
なお、「あちらを立てればこちらが立たぬ、双方立てれば身が立たぬ」と
続けてもいうこともあるそうです。分かる気がしますよね?

両者にいい顔していると、あとで痛い目を見ます。
どちらが正しいかを見極め、フォローの準備もしたほうがいいです。
それがあなたのできることだと思います。


 (今回は敢えてひらがなで書いてみました)レンちゃんママでした。
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