このことわざ、あまり耳にされたことがないと思います。
意味も想像できる人とできない人もいるのではないでしょうか?
でも、由来などを理解すると、なるほどって思うかもしれません。
知ったのはいいけど、使い道はそうそうないかもしれませんが。
ことわざって奥深いものですね。
「月に叢雲、花に風(つきにむらくも、はなにかぜ)」とは、
よいことには邪魔がはいりやすく、長続きしないものだというたとえです。
今回から分かりやすく、ひらがなを入れてみようかと思います。
有名なことわざには入れないかもしれませんが。
このことわざの由来は、名月の夜には雲がかかってせっかくの月が見えず、
満開の花には風が吹いて花を散らしたりする。
転じて、良いことにはとかく邪魔が入りやすく、思うようにはいかないと
いうことから来ています。
ちなみに「叢雲(むらくも)」は「群雲(むらくも)」とも書き、
群がり集まった雲のことを言います。
意味が分かったうえで書きますが、こういうことって案外ありませんか?
上手くいきそうな恋路に空気の読めない人が間に入ってきたり。
契約がもう少しで相手からのいい反応をもらえそうなときだったり。
良いことには何かしらの邪魔が入りやすいものです。
風流なことわざから、急に現実的なたとえを書きましたが、
現代ならではの良いことには邪魔が入りやすく、思うようにはいかないことが
あるかと思いますが、それを乗り越えたら、良いことが再来すると思います。
そのためには、まず頑張り続ける意思が必要ですね。
でも無理は禁物ですよ?疲れてしまいますからね。
誰かに認めてもらいたいなどの理由があるのなら、少しずつ励みましょう。
ちゃんとあなたの言動は見られています。
そのうえで、人はこの人はこういう人なんだと思われます。
くれぐれも人から避けられるような人にはならないように、
気をつけてください。あなたの良さを認めてほしいなら。
そうしたのなら、きっと今日のことわざのような邪魔もされず、
ちゃんと良いことが起きて、チャンスを掴み、上手くいくと思います。
●まとめ
「月に叢雲、花に風(つきにむらくも、はなにかぜ)」とは、
よいことには邪魔がはいりやすく、長続きしないものだというたとえです。
今回は、風流そうで中身は手厳しい感じのことわざでした。
昔の人は月を好み、花を愛していたことが分かりますね。
最近は、ことわざシリーズが続いていますが、どうですか?
何かお題や感想などがありましたら、メッセージにお気軽にどうぞ。
それと、月一でいいので、番宣とかしてみたいのですが、
どう思いますか?見づらくなるのなら、潔く諦めます。
(体調不良、今日も続く!)レンちゃんママでした。