このことわざには続きがあることをご存じですか?
これだけでも十分な気もしますが、まだあるんです。
あなたは、どんな意味の続きを想像しますか?
とは言っても、すぐには浮かばないですよね。
「百聞は一見にしかず」とは、百回聞くよりも、たった一度でも自分の目で
見たほうが確かだということの意味です。
そして、続きにはこうあります。
百聞は一見にしかずの後には、「百見は一考にしかず」、
「百考は一行にしかず」、「百行は一果にしかず」と続きます。
その意味はこうです。
「百見は一考にしかず」は、「いくら自分でたくさん見ても考えなければ
意味が無い」という意味で、「百考は一行にしかず」は「いくらたくさん
考えても、それを実行に移さなくては意味が無い」という意味。
「百行は一果にしかず」は「いくら実行に移しても成果をあげなくては
意味が無い」という意味。
これらをまとめると、「自分の目で見て考え、それを実行に移して成果に
結びつけることが大切である」という意味のことわざとなります。
まるで山本五十六さんを思い出させる内容ですね?え、私だけですか?
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、
人は動かじ。 話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」
最初のほうは有名ですよね?後半の部分はあまり知られていませんが。
どちらも教育の現場にも使えそうな言葉ですね。
長くなりましたが、百聞は一見に如かずとは、何回聞かされても
一度は見たほうが自分のためにもいいということですよね。
そういう場面にあうことがあれば、自分から見させてください!と
頼み込むのもありですね。相手もあなたのことを感心するでしょう。
何かを教えてもらうときは、ぜひ進んで動いてみてください。
きっといい方向へ動きますよ。
あなただからこそ、見えるものもそこにはあることでしょう。
●まとめ
「百聞は一見にしかず」とは、百回聞くよりも、たった一度でも自分の目で
見たほうが確かだということの意味です。
そして、続きにはこうあります。
百聞は一見にしかずの後には、「百見は一考にしかず」、
「百考は一行にしかず」、「百行は一果にしかず」と続きます。
総じて意味することは、「自分の目で見て考え、それを実行に移して成果に
結びつけることが大切である」ということです。
覚えるのが難しいことわざなので、最初の言葉だけでもいいと思います。
無理に覚えて恥をかくよりも、心にとどめておいたほうが賢明です。
そして周囲から、あの人はできる!と思わせたいですね?
(やっぱり、これってコラムじゃない?)レンちゃんママでした。