映画『すずめの戸締り』を観て考えた、扉の向こうの世界

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新海誠監督のアニメ映画、『すずめの戸締まり』を観てきました。

幼いころに東日本大震災で母親を失くした女子高生、すずめが主人公。
日本各地の廃墟にある扉の向こうから災害の元である「みみず」が出てくる。空に立ち込める煙のような「みみず」が地上に届いて大災害が起こる前に、災害の扉(防火扉みたいなイメージです)を閉じてまわるという話です。

しゃべる猫になった石
猫によって椅子に変えられてしまった青年
扉の向こうの別世界
災いの扉を閉じるための魔法の鍵

ファンタジー要素が満載です^^

不思議な扉といえば、私的には「どこでもドア」なのですが、私がもし扉の向こうの世界を決められるとしたら、どこがいいのかを考えてみました。

過去の自分がいる場所
未来の自分がいる場所
わが子のいる場所
自分の思い出の場所
自分が生まれる前(自分の先祖がいる場所)
自分が死んだあと(自分の子孫がいる場所)

うーん、、、
想像してみたら、どこにも行かなくていいかな、と私は思いました。
自分の過去や思い出の場所は、自分の記憶の中にあるもので十分足りそうだし、わが子の人生は子ども自身のものだし、未来を知ってしまうとやっぱりつまらないだろうなぁ、と。
(占いで未来を知るのは、変えられる可能性があるから逆に楽しみです^^)
生まれる前も、死んだ後も、想像しているくらいがちょうどいいのかな、と思います。

あえていうなら、単純な興味から、大昔の世界を見てみたいと思います。
人間はどうやって進化してきたのかな、とか、どうやって言葉が広がっていったのかな、とか。

純粋に、そういう場面を見られたら面白いと思う。
でも、ここから人間になりました、とか、この瞬間に言葉が生まれました、という瞬間というものはないでしょうから、やっぱり行かなくていいかなぁ。

今のところ、現在の自分の世界を生きているだけで、それだけで十分です。

それがとてもありがたいものなんだということが、『すずめの戸締まり』を観て感じられました!

みなさんは、扉の向こうにどのような世界が広がっていると想像しますか?

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