こんにちは。
国家資格である精神保健福祉士として日々、メンタルヘルスに関する様々な相談を受けています。
さて、その中でも良く受ける相談が”ストレス”に関する内容。
「最近、ストレスを感じていて・・・・」というような相談です。
この”ストレス”って何でしょうか?
気分の落込みや不眠、パニック、人によっては肩こりや頭痛、腹痛など心身への現れ方は人それぞれ。
これらは正確には”ストレス反応”と言います。
心身に起きている反応だからストレス反応。
反応が起こるということは、何かきっかけがあるんです。
それが「ストレッサー(刺激)」と呼ばれるもの。
怒られる、嫌なことがある、暑い、寒いなどこの刺激も様々です。
この刺激に対するあなたの受け取り方が反応を引き起こします。
”考え方のクセ”です。心理学では”認知の偏り”と言ったりします。
ここまでを整理すると、ストレスを感じている状況というのは次のような方程式が成り立っています。
ストレス反応=ストレッサー×考え方のクセ
つまり、ストレッサーかクセ、もしくは両方に対処すれば、ストレス(反応)は幾分かマシになるかもしれないのです。
ストレスを感じているという方、対処のコツは他人に話すことから始めるということです。
せっかく勇気を出して話すなら、信頼できる人か専門家が良いかもしれませんね。