ドッペルゲンガー殺人事件

記事
コラム
小説のタイトルじゃないです。
先週、先々週になるかな?
実際にドイツでそういう事件があったそうです。

この名前につられて、私もネット記事を読んでしまったんですけどね。
日本の新聞とかには載ってないけど、海外の三面記事を簡単に紹介しているネット記事ならあるようです。

ご興味のある方は、「ドッペルゲンガー殺人事件 インゴルシュタット」で検索してみてね。

まず、事件の発端は、車の後部座席に血まみれの女性遺体が発見されたこと。
で、その車の持ち主の女性の両親が「娘かも!」と窓ガラスを割ろうと試みたが、無理だった。
警察に通報。
この時点では、被害者はこの車の持ち主で、通報者の娘だということになっていた。

だが、検死の結果、亡くなった女性は車の持ち主ではなく、この通報者の娘でもなく、赤の他人だということが分かった・・・。

両親ですら見わけかつかないくらい似ていたことで、初期捜査が混乱したものの、現在、この被害者と思われていた女性と、その夫が事件にかかわっているということで逮捕されたようです。

ドッペルゲンガー殺人事件というと、非常に謎めいた不思議な事件を連想してしまいますが。。。

「そっくりさん殺人事件」

この程度の感覚でオッケーみたい(笑)

ドイツの報道でも、ちょっとまだ不明な点が多く、特に動機が不明という点が不気味・・・。

関係者全員、移民系なんです。
生粋のドイツ人で関係者はゼロ。

まず、「娘が車の中で死んでる」と通報した両親とその娘は、イラク系。
娘さんはドイツ生まれのようです。
そして、その娘の夫はコソボ出身。
被害者の女性は、未だ身元不明だとされてますが、中東系だろう。しかも彼女は、インスブルックとは別の町、州に住んでいたらしい。
はっきりしない人間関係なんですよね。

事件の前、そのイラク系の娘さんは、夫とけんかをしており、両親のもとに一時的にかくまってもらっていた。
その日、彼女は郵便物を取りに行くと言い残し、両親の家から住んでいた部屋に戻ったらしい。
だが、その後、夜になってから、両親は自宅近くに止めてあった娘の車の中で死体を発見するわけですね。

いや、そりゃ気が動転、娘が死んでいると思い込んでしまったのかもしれません。

未だに不明なのは
・動機
・被害者との関係

事件の概要を理解するための重要な情報が分かってないんです。

娘さんとよく似ているというだけで殺されたのだとしたら、殺され方がむごすぎる。
40か所も刺されて出血多量でなくなったそうです・・・。

ドイツには、トルコをはじめ中東系、ムスリムの人口が多いです。
それでも、ドイツ人とムスリムのコミュニティーで十分な交流・相互理解があるとは言えない。

ドイツ人捜査官だけでは、解決が難しくなるのかもしれませんね。
犯人は分かっても、背後関係が分からないと裁判の時にちゃんとした判決が出せません。
それにもしかしたら、何かもっとおぞましい背後関係があるのかもしれません。

直接、ドイツ語の記事を確認したい方がいらしたら、ご一報ください。
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