(370日目)いざ就活〜採用担当としての矜持。

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コラム
昨日は新卒学生の最終面接だった。
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14人来てくれたんだけど、
そのうち何人が内定出るか・・・
学生よりもワイの方が落ち着かんかった。

ちょうど面接と同じ時間帯に
採用関連の取引先と打合せしてたんだけど
途中に『ちょっと学生に声かけてくるので』
と一瞬だけ抜けさせてもらったの。

みんな緊張はありつつも
いざ面接に臨む!
そんな顔つきになってたので少し安心を得つつ
最後のエールを送って打合せに戻る。

で、打合せと言いつつ
この話題で結構話し込んでしまった。

取引先『何人くらい内定出そうですか?』
ワイ『9割通ったら嬉しいっすね』

希望的観測ではあったものの
それだけのスペックもあると思っていたし
それぞれが持っている特長が出し切れれば
あながち外れないだろう数字でもあった。

別に学生に肩入れしているつもりもないが
個人面談を重ねてそれぞれのキャラも
それなりに分かっているゆえに
思い入れというものは生まれるもので。

不安を解消し、悩みの原因を掘り下げて
自分の持ち味に気づけるような会話を重ね
面接に臨むマインドを形成してきた。

だからこそ最後の面接場面では
いかんなくパワーを発揮してほしい
そう思うのは自然なこと。

ワイがやるべきことはやった。
あとは貴方達次第だ。
これが率直な気持ちかもしれない。


経営サイドからの結果を待ちつつ
面接終了後30分ほどしてから伝えられた。
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結果、12名が内定!

まさかの予想通りの結果に喜びを感じました。
しかし、二人が結果に結びつかなかったことに
悔しい思いがありつつ・・・って感じ。

全員内定が出るなんて
そんなことは無いと分かっちゃいるけど
不採用となった二人とは個別面談もしたので
自分の取り組みを振り返り
『不足が無かったか?』
『別のアプローチをした方が良かったか?』
いろいろと逡巡してしまうのでした。

その後、早く安心をさせたいので
内定が出た学生に電話を入れる。

ホッとひと安心したのが伝わってくる子
相変わらずクールで淡々とした子
色々な反応に触れつつ頑張ったことを労い、
結果に結びつけた努力を讃えた。


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さて不採用となった二人。
こちらにはメールを送りました。
電話をすると内定が出たと思わせてしまうし
連絡が何もなければ気が気じゃないだろうし。

そして今回の結果で落ち込んで欲しくないし
次に活かすぜ!くらいのマインドを持って欲しい。
ゆえにテンプレ的なお祈りメールではなく
次に繋げるためのフィードバックを書いた。

こちらの対応が一番頭を使うし気も使う。
文字で伝える難しさってやつ。
受け手の感覚で読み取り方も変わるし
誤解が生まれないように伝えなければならない。

そう考えるとテンプレで送りつけるのって
めっちゃラクなんだと改めて感じる。

けして「何かが悪かった」ワケではなく
もう一つ抜きん出たものがなかった事が
大きな要因だったように思われる。
それを率直に文字に書き起こしつつ
次に活かすにはどう取り組めば良いか
そんなことを書いて送信。

とまあここまで読んでもらって
『ここまでする必要あるの?』
『淡々と対応すればいいじゃん』
そのように思われる人もいるだろう。

しかし、ワイは採用担当の仕事として
自社に興味を持ってもらうために集めて
会話をしたり面談をしたりしながら
学生を囲い込んできたわけ。
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ということは
学生も貴重な時間とコストを使って
何回も選考のために足を運んでくれたってこと。

そう考えたならば最低限取るべき対応は・・・
言わずともわかりきったこと。
相手を一人の人間として捉えるからこそ
最後まで徹底的に面倒を見るし
結果に繋がらなくとも次に活かせる何かを残す。

それこそが企業姿勢であり
採用担当としての責務ではないか?
ワイはそのように考える生き物。

この会社にエントリーしたことが
就活する学生にとって価値あることだった
いずれ思ってもらえるような
そんな対応をし続けたいと思うワイであった。
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