ワイ「昨日、とんでもないことが起きました。」
助手「なによ?」
ワイ「バズりました。」
助手「夢でも見てんじゃない?」
ワイ「本当ですよ。ほら。」
助手「まじ?」
ワイ「いやぁ、びっくりしました。何だかいいねの通知がバンバンくるので何事かと思いましたよ。」
助手「バズっちゃうとこんな感じなんだね。で、なにをツイートしたの?」
ワイ「いや、他人のツイートにコメントしただけです。」
助手「自分のツイートじゃなくて?」
ワイ「はい。ただのコメントです。」
助手「コメントがバズるってどういう状態?」
ワイ「わかりません。」
助手「何にせよ承認欲求が強いアナタだから喜んでるでしょ?」
ワイ「怖いのです。」
助手「あら珍しい。」
ワイ「何気なく書いたコメントだったので想定外すぎまして。」
助手「そうなんだ。」
ワイ「想定外という結果は、自分の思惑とは異なるという意味ですから戸惑いの方が大きいですね。」
助手「アナタでも戸惑うことあるんだ。」
ワイ「自分の仕事が想定外の結果を出したとしましょう。」
助手「悪い結果だったら青ざめるよね。」
ワイ「結果検証も必要ですしね。しかし悪い結果だけじゃなく良い結果を生んだ場合でも結果検証は必要だと思います。」
助手「良い結果ならいんじゃない、ほっとけば。」
ワイ「それだとなぜ目標と異なる結果を生み出したかが分からないまま次の仕事に取り掛かることになります。」
助手「それでいいじゃん。」
ワイ「自分の見込みがズレていた訳じゃないですか?ということは何らかの要素を見落としていた、または読み切れていなかったということになります。」
助手「確かにね。」
ワイ「その検証をすることで、次の仕事では不足していたことを補って取り組むことができます。良い結果であろうと検証を怠ると失敗確率が上がりますからね。」
助手「結果の良し悪しに関わらず振り返りは大切ってことね。」
ワイ「今回のコメントを振り返ってみまして。」
助手「原因はなに?」
ワイ「政治的なツイートにコメントしたのが間違いでした。」
助手「背後に気をつけてね。」
ワイ「ちょくちょく振り返るようにします。」