適応障害は誰でもなり得るもの

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コラム
現代社会を生きる私たちは、
沢山のストレスにさらされて生きています。

多少のストレスは
やる気が出たり、
達成感を感じたり、
人生に張り合いを感じるなど、
プラスの働きをしてくれます。

ですが、
やっかいなことに、
ストレスは、
自分の周りに常にあるもなので、
自分が抱えきれないストレスにさらされていることに
気がつけないことが多くあります。

知らず知らずのうちに
ストレスで心身ともにむしばまれ、
それもで、
『頑張らなくちゃ』
と頑張ってしまうと、

過度のストレスを抱えきれなくなり、
こころが休まらなかったり、
食欲がなくなったり、
眠れなくなったりと、
生活に支障がでてきます。
そして、適応障害や心身症などを
発症してしまうことがあります。


適応障害をアメリカ精神医学会の『DSM-5』の基準で簡単に説明すると、
①ストレスに対する明確な原因が存在すること。
②そのストレスを受けてから3ヶ月以内に心身に症状が出ていること。
③そのストレスが除かれたとしたら、6ヶ月以内に症状が改善すること。
④他の精神障害が原因ではないこと。
という条件に当てはまる状態をいいます。

適応障害かどうかは
精神科や心療内科で診断してもらえます。


これはあくまでも私見ですが、
日本人は国民性として、

勤勉
真面目
我慢強く、
自己犠牲の精神が
強いように思います。


どんなにつらくても
もっと頑張らなければとか
周りに迷惑が掛かるという思いから、
無理をしてしまう。

私自身も若い頃は、
「やらなきゃ」とか
「ちゃんとしなきゃ」など
良く思ったものです。

多分今でもそういった真面目さは
自分を構成する要素として
多くを占めると思いますが、

過去に自分でたくさん抱え込んで
しんどい思いもしてきたので、
大人になった今の方が、まだ、
「まぁ、いいじゃないか」とか
「ちょっと無理」とか
言えるようになってきました。

それでも、
状況や相手によっては言えなかったり、
まだまだですけどね。


だから、みなさんにも
知っていて欲しいです。

私たちは
とても真面目で、
自分よりも他人を優先する傾向があること。
でも、一番大事にしなくてはならないのは、
自分自身であること。


途中で辞めてしまっても、
誰かに任せても、
「やりたくない」って言ったとしても、

それを補う手段はあるものです。

というか、
それは周りの人たちが自分で考えます。

そんなことまであなたが気にする必要はなく、
しんどいなと思ったら、
そのしんどさから抜け出すために
何をしたら良いのかを考えてください。

他でもない
自分のために。






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