精神科を受診する前にご一読ください。

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コラム
こころ(メンタル)についての悩み、困りごと。
解決するには病院に行くのも方法の1つです。
ですが、精神科、心療内科、メンタルヘルス科などなど、どこに行けばいいでしょう?

今では誰でも簡単に病院情報を検索して、欲しい情報を得ることができます。診察までの流れを解説してくれているサイトもありますね。

それで受診するのも間違いではないのですが…
・「勇気を振り絞って行ったのに、ウチでは診れないって言われた」
・「辛い話を長々としたのに、最後に漢方薬出されただけで、アドバイスも何もなく終了した」(決して、漢方薬の効果を否定したり、疑問視したりしてる訳ではありませんので、あしからず)。
・「こんなにたくさん精神薬もらったけど、飲んで大丈夫?」
なんて事も起こり得ます。

ここでは、“よりよい受診”をしていただく際にポイントとなりそうなことをご紹介します。

何かしらの“症状”を改善するだけなら、極端な話、どこでも診てくれます。しっかりと病院を選定する必要もないでしょう。精神科ではなくて、内科でも軽めの安定剤や睡眠導入剤を処方してくれる所もあります。

たた、あくまで、“症状”に対しての“対症療法として”の診察に限ります。

症状は、例えば…
◆眠れない
◆食欲がない
◆イライラして気持ちが落ち着かない
◆動悸がする
◆疲れやすい …などです。

こういった症状は、薬でもある程度は対応できます。
でも、それだけでは根本的な解決にはなりません。
症状の原因や理由を掘り下げていないからです。
もちろん、掘り下げればいいという単純なことではありません。内省を深めることで精神的負荷がかかり過ぎ、症状が悪化することもあるので。

対症療法的に症状の軽減をはかるだけではなく、様々な不調を引き起こしている根幹の問題を解決したいから、「どこに行けばいいんだ!?」と病院選びに悩み、苦しむのです。

いろんな症状が、
〇いつ頃から
〇どのような背景で
〇それがどのような経過をたどって現在に至って
〇ご本人様がこの先どうなりたいと考えているのか
〇その支障になっていること、ものは何か?
なんてことを、ご本人様の状態をみながら悩みや困りごとの解決をはかっていく。
当たり前のことで、一見何でもなさそうですが、これがなかなか難しい。難しいのですが、そこが専門家と呼ばれる所以です。

「だから、どこに行けばいいんだ!?」については、たくさんお伝えしたいこともありますので、また別の記事に書かせていただきます。

ありがとうございました。

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