『clover』

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仲の良い女3人

ハルとサクラは2人ともヨシノのことが好き

サクラがハルに
ヨシノに書いたラブレターを渡してくれと頼む

ハルは渡しに行くが
渡すのをためらい
その場を誤魔化し鞄にしまってしまう

しかし
サクラにはヨシノに
ラブレターを渡したと嘘をつく

3人は何事もなかったように仲良くする

サクラ『私2週間前に髪の毛切ったのに誰にも気付いてもらえなかった…』

ハル『え?2週間前?』

ヨシノ『なんか髪違くないとかって話しなかったっけ?』

サクラ『その時は染めたの?って言われたのしかも染めてないしそれも髪切る前の話だし』

ハル『ごめんね…気付いてあげられなくて…』

ヨシノ『うんごめんね…』

サクラ『とか言って切ってないんだけどね』

ハル『は?何その意味わからない嘘!』

サクラ『今日は4月1日だよ』

ヨシノ『エイプリルフールにつくような嘘じゃない!』

サクラ『エイプリルフールにつくような嘘ってどういうの?』

ハル『ほら何かさ結婚するとか?』

ヨシノ『妊娠したとかさ?』

サクラ『髪切ったのに気付いてもらえなかったとかさー?』

ハルとヨシノ『だからそれはー』
3人『ゲラゲラゲラ』

345日後

休憩室でいちゃいちゃするハルとヨシノ

サクラ『どういうこと?』

ハル『いや…これは…』

サクラ『私の休憩時間知っててこれっってワザとだよね?』

ハル『いや…違うのっ』

サクラは店内へ戻り
冷凍庫から冷凍された魚を取り出す
歩きながらパッケージをはがし魚を掴む

その魚を勢いよくハルのお腹に突き刺す

ハル『ぎゃあああ』

苦しみもがくハルは手元にある耳かきを
サクラの頭に突き刺す

サクラ『うぐ…』

白い綿毛がジワっと赤く染まる

倒れるハルとサクラ

そっと近寄り2人と手繋ぎ

クローバーのように寝転ぶ


ヨシノ『鮮度が落ちて来たわ』 

2人のお腹に半額シールを貼る

ナイフとフォークを手に取るヨシノ

ヨシノ『いただきます』
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