こんにちは。
パーソナルナースのうさぎです。
病気がよくならない。むしろ悪くなっていく。体がつらい
仕事がうまくいかない。業績が出せない。きつい。
どんどん落ちていくばかり。私の人生に意味はある?
なんでこうなってしまったんだろう・・・
そんな話をパートナーから、家族から、友人から聴いたら
「大丈夫だよ」
「前を向こうよ。いっぽ いっぽ」
と、言いたくなります。
ですが、
「人間はどんなに困難な状況にあっても前向きであるべき」
というのは ”強者の論理” かもしれません
アーサーフランクによると
悲しみ・怒りが深いということは、自らの人生を深い愛情とともに肯定しているということ。
つまり、
「自分の人生どーでもいいや」 と思ったら悲しみや怒りは出てこない。
悲しみや怒りの表現は自分の人生を肯定している表れ。
”前向きである限りあなたを認める”というのはまだ浅い
”後ろ向きで、ありのまま”であっても あなたの存在を認める
・・・そこに生きることの深さがみえてくることがある
どのように支えたらいいのだろう?
がんで末期の家族に・・・ただ そばにいて体をさする。
仕事でどうしようもなくなった友人に・・・嘆き呻きをただうなずいて聴く。
弱さを抱えたひとりの人間を尊重する深みに気づき、
辛さをのりこえなくてもいい そのままでいい
ただそばにいることで伝える
”あなたが大切”というメッセージ
ケアする人へ
嘆きや苦しみを聴くことは”苦しい”です。
自分が満たされてはじめて相手の話が聴ける。
ケアする人もケアされるべき存在
だれかに頼ろう! 頼ってもいい!