がん治療におけるリンパ浮腫を予防したい!・・・3つのポイント

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こんにちは。
うさぎです。

リンパ浮腫

リンパ浮腫とは

リンパ浮腫とは、がんの治療部位に近い腕や脚などの皮膚の下に、リンパ管内に回収されなかった、リンパ液がたまってむくんだ状態のことをいいます。この症状は発症すると治りづらく、進行しやすいため、むくんだところが重くなる、関節が曲げづらくなるなど、生活にも影響することがあります。そのため、リンパ浮腫は予防することや、早く見つけて治療を受けることが大切です。乳がんや子宮がん、卵巣がん、前立腺がんなどでのリンパ節の切除や、放射線治療、一部の薬物療法などによって、リンパ液の流れが悪くなることで起こります。
国立がん研究センター がん情報サービスより


リンパ浮腫
乳がん、子宮がん、卵巣がん、前立腺がん手術の時にリンパ節を切除することによっておこることが多数
リンパ節を取った人がリンパ浮腫になる確立は「5〜25%」だそうです。
いったん発症すると長期にわたる管理が必要になります。

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「できることならリンパ浮腫を予防したい!」

だれもが願い
がん治療が終わっても心のすみで心配している方は多いのではないでしょうか。

残念なことに、
リンパ浮腫を100%予防できる方法は今のところありません。

けれども 100%ではないけれど

リンパ浮腫予防に有効とされてる方法は3つあります。


「スキンケア・体重管理・運動」


①スキンケア

スキンケアとは「清潔」と「保湿
難しいことではないのです。ていねいに行うことが大事

清潔
表面の皮膚はとてもとても薄いので、ゴシゴシ洗うのではなく
よく泡立てた石鹸またはボディソープでやさしく洗いましょう。
(泡立てた方が汚れが落ちやすくきれいになります)

しっかり洗い流す。

そのあとに

保湿
自分に合った保湿剤・ボディクリームでOK
お風呂上り、身体が乾かないうちにやさしく保湿するのがおススメです。


気をつけよう!
身体をゴシゴシふいていませんか?
表皮はとてもうすいのでゴシゴシ拭くと傷んでしまいます。
ゴシゴシふかないで”おさえ拭き” 基本です!
少し手間ですが大事


スキンケアの時に皮膚を観察しましょう
傷がないか
赤くなったり腫れたりしていないか
むくんだ感じはないか など


②体重管理


体重管理はすごく重要です。
体重が増えるとリンパ管に負担がかかってきます。

肥満にならないように
どんどん体重が増えることがないように。

無理なダイエットはさけつつ バランスよい食事を意識して
じょうずに体重をコントロールしましょう。

毎日体重を測ることから (^^)/


③運動


適度な運動はリンパの流れをよくしてくれます。
気分も爽快になるのでメンタルヘルスにもgood!

2019年、米国スポーツ医学会で『がんサバイバーのための運動ガイドライン』によると
『眠れない、倦怠感がある、不安が強い、リンパ浮腫』などに効果があることが科学的に証明され、運動を推奨するようになっているそうです。


たとえば、ウォーキングなら 目安7000歩 疲れすぎない程度に、気持ちがいいと感じるくらい というドクターもいます。
*運動量や運動強度は個人差があるので主治医に相談して行いましょう。いきなり運動量をふやすのではなくマイペースで。

注意:過度な運動は逆効果になる場合があるので注意しましょう

*むくみや気になる症状がでたとき

早めに医療機関に相談!早期対処は悪化を防ぐために大事です。

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「スキンケア」「体重管理」「運動」


特別なことではなく 身体を慈しみ ていねいに見守る

1日1日 からだとともに 大切に生きる

そのことがリンパ浮腫の予防にもつながるみたいです 💛

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応援してます (^^)/




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