不動産会社によって、売買契約書の書式は違うの??

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コラム
こんばんは。

長岡です。

今回のテーマは、

「売買契約書と重要事項説明書の書式」についてです。

日本全国にたくさんの不動産会社がありますが、

契約書類の書式は、不動産会社によって違うのでしょうか??

自社オリジナルの書式を作成している会社もありますが、

多くの会社では、自社が所属している業界団体の書式を利用しています。

(メジャーな団体は3つしかなく、一般的に、多くの業者が、その3つの団体のいずれかに所属しています。)

団体の書式を使う場合、

団体のHPから書式をダウンロードし、売買金額や物件情報を入力したり、プルダウンで該当するものを選択していくことで、

最低限のクオリティーのものは作成できます。

しかし・・・

不動産には、その契約ならではの取決めや、その不動産ならではの特徴があるはずです。

それなのに、団体の書式に最低限の情報を入力しただけの契約書(条文は定型文のみ)が安心と言えるのでしょうか??

当然、答えはNOです。

どの団体の書式でも、売買契約書には「特約」、重要事項説明書には「備考」などの欄があり、

そこに、その契約ならではの取決めや、物件の注意事項等を記載することができます。

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添付画像(赤印部分)のとおり、「特約」の欄は、広めの空白スペースとなっており、担当者自身で文章を考えて記載する必要があります。

そのため、これは、契約のプロでないとできない作業となります。

↓自分がサインするとしたら、AとBのどちらの契約書でしょうか??

■A.最低限の物件情報と定型文の条文のみで作成された契約書

■B.上記Aだけでなく、その契約ならではの取決めや、その物件ならではの注意事項が丁寧に記載された契約書

つまり、売買契約書や重要事項説明書の「特約」や「備考」の欄が空白だったり、

記載内容が少ない(又は内容が薄い)場合は、要注意ということになります。

残念ながら、上記Aレベルの書類は珍しくはありませんので、

仲介業者さんより、契約書類のPDFデータ等を事前に送っていただき、ご確認されることをお勧めいたします。

ちなみに、私でしたら格安でお手伝いが可能です。

長くなりましたので、今日はここまでとさせていただきます。

読んでいただき、ありがとうございました!
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