【新築一戸建て】「二世帯住宅の勧め」

記事
ライフスタイル

敷地が狭い場合、ご両親がローンを組めない年齢、所得の場合は二世帯住宅を建築することも選択肢です。
奥様の親と同居する二世帯は成功しますが、
お嫁さんを迎える二世帯は、失敗することが多いいです。
 早い方は1か月以内に同居できないと逃げ出してしまう奥様も存在します。
二世帯住宅は玄関が1つ又は2つ、浴室2つ、キッチン2つ、トイレ洗面所2つ造りますが、
奥様のご両親と同居する場合は、キッチン1つ、浴室1つで二世帯で暮らす事も可能です。
しかし、世帯を分け、水道メーター、電気メーター、ガスメーターを2つにしますと、将来一世帯になった場合は、使わない、水道、電気設備機器など「使わない設備」が発生します。
一世帯だけ水道、電気を止めますと、水質は悪化して、電気も止めると24時間換気も止まり、建物が傷みます。
世帯毎に光熱費は支払う取り決めをしても、止めたときには問題が生じます。
本当に仲の良い二世帯家族、夫婦ならメーターは一つで賄えます。定額で親世帯に支払うかどうかを決める事ですが、上手くいく親子間なら電気を使いすぎている、水道を使いすぎているなどの言葉は出てきません。
又玄関も分けることも不要です。
室内で行き来出来る住宅が二世帯住宅の定義です。
玄関を2ヶ所設置する場合は室内をドアで仕切り玄関ホールなどで行き来ができるようにします。時にはシューズクロークを行き来出来る場所にしたりもします。
 しかし玄関ドアが2ヶ所で室内で行き来できてしまうと、片方が出かける時に施錠をしても反対のドアから出入りできてしまうので防犯上の懸念が残ります。
二世帯住宅の問題点は将来使わない部屋が出来てしまう事です。
ランドリールームやファミリークローゼット、顧問スペースなど専門の空間を作れば作るほど大きな家になります。
新築時、家族が10人いますと個室は10室欲しくなりますが、10年以内に家族構成は変わり使わない部屋が発生します。
使わない部屋ができるほど使い難い家になり、無駄な光熱費を払い続け、メンテナンス工事も多く、維持管理に悩む家になります。
完全分離型二世帯住宅の設計は室内で行きしたくない構造を求めますが、
アパートとなってしまい、防火界壁などの設置も必要で建築費は高くなります。
仲が良い家族なら二世帯住宅は要らないのです。
親子関係が微妙な場合は、二世帯では無く別棟で新築2棟を建てる事をお勧めします。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す