「給料の安さ」が、一番の悩み

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1.給与が低い!
ミライのお仕事さんが、20代から50代の男女296名に聞いた、2023年版「仕事の悩み」ランキングが発表されました。

その第一が「給与が安い!」37,2%です。

2位の「人間関係の悩み」を大きく引き離し、ダントツの1位となりました。

従来は、長年「人間関係の悩み」が一位だったのですが、逆転しました。

これはコロナ禍でお給料が減ったり、物価高で出費が増加していることが大きく影響しているようです。

お給料が低いと、家賃や食費、光熱費などの生活費を支払いがきつくなります。

また、将来への不安も増すことでしょう。

食費など出費を切り詰めても限度があります。

「もっとお金が欲しい!!」

誰もがそう思うのではないでしょうか。


2.私の年収低すぎ

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上記の広告、一度は見たことがあるのではないでしょうか。

これは、ある人材紹介会社の広告です。

転職すれば給料が増える。

そう思う人も多いのではないかと思いますが、本当にそうでしょうか・・・

なぜなら、お給料にはある法則があるからです


3.成果以上の賃金は支給されない

そうです。

あなたが、会社へもたらす成果や実績以上のお給料が支払わえることはありません。

賃金は労働の対価です。

あなたの仕事の結果が賃金となるわけで、結果以上の賃金が払われることはありえない。

これはプロスポーツで考えるとわかります。

たとえば、サッカーのJ3の選手が、J1に移籍するには、現在のチームで成果や実績を出す必用があります。

また、仮に今の実力のまま、上位チームに移籍しても、そこで成果や結果を出せなければ、翌年度は放出されてしまうでしょう。

つまり、成果や実績=賃金になるわけです。

お給料に不満があれば、実力を高めることが先。

いくらお給料が高い会社へ転職しても、そこで成果や実績が出せなければ、その会社に居続けることはできません。


4.まずは実力を高めること

賃金に不満があるなら、実力をつけて成果や実績を出すこと。

それでも賃金が上がらないのであれば、他社へ転職する。

転職ありきではなく、実力をつけることが先であり大切です。


ちょっと、こんな場面を想像してください。

ある日、あなたは社長室を訪れ、思い切って社長にこう切り出しました。

「社長、私の給料をあげてください」

社長は、このような質問します。

「なんで?」

あなたは、どう説明しますか。


社長が納得できる説明をすることが可能なら、あなたの賃金アップも夢ではありません。

あなたは会社へどのような価値を提供しているか、一度真剣に考えてみませんか。

自信を持って「私は○○○を提供している」と言えるのであれば、本当に上司に昇給を打診してみましょう。

それでダメなら転職も考える。

でも、価値の提供が出来ていないのであれば、まずこれからどのような価値を提供していくのか。

そのために、どのようなスキルを身につける必用があるのかを、本気で考える必用があります。

これからの日本社会は、少子高齢化でどんどん市場(マーケット)が縮小していき、多くの企業が売上利益ともに厳しい状況になることが予測されます。

つまり、これからどんどん賃金が下がっていく時代になる可能性があります。

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