変化の時代を生き抜くために、今必要なこと

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1.激動の時代、変化に適応できない企業の淘汰


現代社会は、目まぐるしい速度で変化しています。
ここ数年を振り返っても、コロナ禍以前と今では人々のライフスタイルが変わりました。

たとえば、リモートワーク。

富士通株式会社は、2017年4月から全社員を対象にテレワークを導入しています。

そのため、現在出社率は25%といわれています。

在宅勤務により、単に自宅で仕事をするだけではなく、紙や印鑑も削減されています。

従来当たり前だった、紙で提出し上司の印鑑をもらうことが、在宅勤務では不可能だからです。

このように、ひとつの事が変われば、それに伴い色々な部分にも影響をもたらします。

行政機関でも住民票などの申請に、印鑑が不要となりました。今後、益々印鑑が不要になっていくでしょう。

ということは、いずれ印鑑屋さんも衰退してしまいます。



2.今後有望なスキルや資格とは

このような先行き不透明な時代、どのようなスキルや資格を身につければ良いのか。

多くの人が、将来の不安から、様々なスキルの習得や資格取得を考えています。

私もココナラでキャリアの相談に応じていますが、このような質問を頂くことが増えてきました。

このブログをお読み頂いているということは、おそらくあなたも同様ではないでしょうか。

これからどのようなスキルや資格を身につければ、激動の社会を生き残れるのだろうか・・・



3.ビジネスにおける柔軟性の重要性

社会の変化が激しくなるということから、2つのことが考えられます。
ひとつはこれまで触れてきたように、先が予測できないということ。

たとえば、3年後、5年後どのような社会になっているのか、誰もわかりません。

今から5年前となる2019年の3月に、2020年から急速に拡大したコロナウイルスの流行を予測した人はいるでしょうか。

そして、ふたつめは一つのスキルが通用する期間が短くなることです。

昔、といっても今から10年から15年位前ですが「手に職をつける」という言葉がありました。

ひとつの技術を習得したら、後は生涯それで仕事が成り立つ、ご飯が食べていけるという意味です。

ところが今は、ひとつの技術を習得しても、すぐにまた新たな技術を習得しないと仕事として成り立ちません。

スマートフォンを例に考えてみると、誰もわざわざ3年前、5年前のモデルを買う人はいないでしょう。今最先端といわえるものが、3年で骨董品になってしまうわけです。

このように先が読めず、ひとつの技術が短期間で陳腐化してしまう時代になりました。

そのため、私はスキルや資格に頼るのではなく、常に自分自身を変化し続ける柔軟性が一番大切だと考えています。



4.マインドセットが大切

つまり、何かひとつのスキルや資格に頼るのではなく、その時代に応じて必要なスキルや資格を取得して、対応していくという考え方や心構えが大切になります。

このような考え方や心構えを「マインドセット」といいます。


私は、まず柔軟に対応していくというマインドセットを持つこと。

そして、これまでの経験や強みを活かしつつ、時代に合わせて新たなスキルや資格を取得していく柔軟な思考と行動を取り続けていくこと。

これが激動の時代を生き残る方法ではないかと考えています。

しかしこのマインドセットは、決して新しいものではありません。

1859年に『種の起源』を発表し、進化論を展開したチャールズ・ダーウィンの名言です。

「最も強い者が生き残るのではない、最も賢い者が残るのでもない、唯一生き残るのは変化できる者である」

私達全員が「変わり続ける」という意識を持つことが、一番大切ではないでしょうか。
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