1.キャリアセンター職員の集まり
私は2012年、短期大学のキャリアセンターに1年間、1週間に3日程度勤務していたことがあります。
ある企業が受託した事業があり、その一環として学生支援をしていました。
その関わりから、先日色々な大学のキャリアセンターの職員の集まりに、私も出席させて頂きました。
2.キャリアセンターの職員の経歴
大学のキャリアセンターには、正規の大学職員の方もいらっしゃいますが、非常勤で働いている方が多くいらっしゃいます。
その方たちは、もと民間企業で総務や人事に携わっている方がほとんど。
これまで採用する立ち場にいた方々です。
採用する側の立場にいたからこそ、学生に就職活動の指導ができるわけですね。
この集まりで、結局企業は「どんな人を採用するか」「どんな人を採用したいか」という話題になりました。
3.どんな人を採用したいか
それぞれ過去の業界や職種が違います。
また、現在勤務している大学や短期大学の学部・学科が違うわけですから、色々な意見が出ました。
文系の学生と理系の学生でも違うし、大学と短期大学でも違い、なかなか意見はまとまりませんでしたが、最後は「こうゆう人なら採用したい」とひとつの答えが見つかりました。
それが「感じの良い人」でした。
「この人なら一緒に働きたい」
そう思える人なら採用したい。
反対にいくら成績が優秀でも、態度やふるまいが悪いと、
「この学生、感じが悪いよね」
「一緒に働くのはちょっと・・・」
と思われてしまうわけです。
面接を仮に一人1時間、それを1次面接、2次面接、3次面接と3回しても、合計3時間。
3時間話しただけでは、相手のことをすべて理解することはできません。
それを採用担当者はよくわかっている。
だから、「この人なら配属先の人とも仲良くやっていけるだろう」と思える人を採用する。
しかも、「あとは現場の人に育ててもらえるしかない」とも考えています。
この現場の人に育ててもらえるが、とても重要なキーワードです。
なぜなら「育てるのは採用担当者ではない」から。
採用担当者は選ぶだけ。
だからこそ、現場の人に好かれる人を選ぶわけです。
4.感じが良い人とは
では、この感じが良い人とはどんな人なのか。
次に「どこを見て感じが良い」「感じが悪い」を判断するか、という話題になりました。
これも最初は色々な意見が出ましたが、最後は【笑顔】と【挨拶】でまとまりました。
長年人事を担当されてこられたばかりです。
一番長い方は採用歴25年。
単に面接試験だけではなく、入社後の配属先のことや、その職場での定着まで考えて選考しています。
笑顔の応対と、きちんと挨拶が出来れば、既存の従業員ともすぐに馴染める。
だから、現場の人に育ててもらえることができる。
反対に、いくら能力が高くても職場で浮いた存在になってしまえば、本人の実力も発揮できないし、現場の調和が乱れてしまう。
その結果、早期離職につながります。
感じが良い人が採用される。
その感じが良いポイントとは、笑顔と挨拶。
結局、何が採否を決めるのか。
それは第一印象という事になります。
第一印象、つまり出会った時の印象。
第一印象が良ければ「感じが良い人」と評価されるし、第一印象が悪いと「感じが悪い人」と評価されてしまいます。
限られた面接時間のなかでは、一度評価された第一印象をなかなか変える事は難しい。
だから、笑顔と挨拶により第一印象を良くして「感じの良い人」と判断される努力が、採否を決定する事になります。
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