1.人生を劇的に変えるたったひとつの方法
先に結論からお伝えします。
人生を劇的に変える方法。
それは、あなたが恐れていることをする。
これに尽きます。
恐れているから、やらないわけです。
だから、恐れていることをすれば、劇的に人生が変わります。
2.なぜ恐れていることをすれば人生が変わるのか
そもそも「恐れ」とは、なんでしょう。
『こわがる気持ち。恐怖。不安。』
『未知に対する不安な感情』
と辞書に書かれています。
恐れは、私たちの身を守るために必要な感情ですが、同時に成長を阻む障壁にもなります。
未知のことをしようとすれば、失敗するかもしれない、恥をかくかもしれない、笑われるかもしれないという不安が生じます。
そのため、本能的に恐れていることを避けようとします。
しかし、恐れていることを避け続けていれば、現状を変えることができず、人生は変わりません。
3.恋愛に例えてみると
少し、具体的な事例で考えてみましょう。
あなたが独身で、職場に好きな女性(もしくは男性)がいたとします。
相手も独身。
思い切って気持ちを打ち明ければ、相思相愛になって、バラ色の人生が始まるかもしれません。
きっと職場の人も応援してくれることでしょう。
公私ともに充実した人生が手に入ります。
反対に、断られたとします。
しかも、それが職場の人にも広まってしまった。
それにより、なんとなく気まずい思いをするようになり、やがてその職場を去ることになるかもしれません。
どちらにしても、人生が変わることになります。
気持ちを伝えなければ、進展することはなく、ずっと現状維持のまま。
もっと悲惨なのは、他の同僚が告白して、その人と結婚すること。
幸せそうな2人を傍から見ているあなたは、表向きには「おめでとう、幸せになってね」と言いつつも、内心「こんなことなら、早く告白すれば良かった」と、後悔することでしょう。
4.状況が変わることを期待している
多くの人は、状況が変わることを期待しています。
上記の恋愛でいえば、相手から告白されることを待ち続けているわけです。
それなら一切、自分が傷つくことはありません。
でも、何も変わらない人生が続くだけ。
私は現在、講師の仕事が6割から7割を占め、個人のカウンセリングをすることは減りました。
でも実は、人前で話すことが苦手で、ずっと講師の依頼を断っていました。
私は2004年から就労支援の仕事に関わるようになり、今年は20年目です。
そのうち、講師活動は9年位。
元々営業をしていたので、1対1で話すことには慣れていましたが、集団を相手に話すことが怖くてしかたありませんでした。
講師成り立ての頃は、45分の講座でも、全て話す内容の原稿を作成して練習していました。
今でも少し苦手意識があります。
でも、思い切って始めることで、一気に仕事の幅が広がりました。
恐れていることを思い切って取り組む。
それは、あなたが一番成長できるし、人生を劇的に変えることになります。
恐れは、私たちの成長を阻む障壁にも、成長のチャンスにもなります。
あなたが恐れていることはなんですか。
それを今年取り組んでみませんか。
予期せぬ結果になるかもしれませんが、必ずあなたの人生が変わることを約束します。