多くの人が勘違いしている、就職活動で一番大切なこと
記事ビジネス・マーケティング
１.就職活動で一番大切なものとは
さて、あなたに質問です。
就職活動で、一番大切なものはなんでしょうか？
すでに、何度かこのブログをお読み頂いているあなたなら、簡単な質問でしょう。
そうです、応募書類になります。
なぜなら、書類選考を通過しないかぎり、絶対先へ進めないからです。
だから、就職活動で一番大切なもの、それは応募書類になります。
２.書類選考が決め手
ここでいう応募書類とは、新卒採用なら履歴書とエントリーシート、転職なら履歴書と職務経歴書になります。
この応募書類の目的は、企業側の視点でみると、数ある応募者の中から不要な応募者をふるい落とす作業になります。
いいかえると、面接するまでもない、面接するに至らない応募者をカットすることです。
とても冷たいように聞こえるかもしれません。
しかし、新卒の場合なら、応募者全員に筆記試験を受けさせる余裕はありません。
会場の確保、採点、結果の通知など、手間と時間、それに掛かる費用を考慮すれば、見込みのある応募者だけに絞り込みたい。
それは、転職の場合も一緒。
応募者全員と面接するほど、採用担当者は余裕がありません。
通常業務の他に、採用活動をするわけですから、面接する人は４名から多くて６名程度。
仮に応募者が５０名いたら、４５名は書類選考で落とすわけです。
だから、書類選考を通過する応募書類が求められるようになります。
あなたの応募書類は、書類選考が通過する内容になっているでしょうか。
３.応募書類とは
応募書類とは、多くの応募者の中から、面接するかどうかを判断するための材料になるわけです。
そのため、「この人なら直接会って詳しく話を聞きたい」「面接に読んで会ってみたい」と思って頂ける必要があります。
企業は、応募書類から応募者のスキル、人柄などを把握し、自社で活躍できる人材かどうかを判断しています。
応募書類に、自分の強みやアピールポイントをわかりやすく記入することが、書類選考に大きく影響してきます。
また、企業の求める人材像を理解し、それに沿った内容を記載することも大切です。
４.なぜ応募書類が軽視されるのか
このように、応募書類は採否に大きく影響するとても大切なツールになるのですが、実際はかなり軽視されています。
その理由として、以下のようなものが挙げられます。
・採用は面接次第、だから書類は大して重要ではないだろう
・自分のことは自分が一番良く知っている、だから書類は簡単に書けるだろう
その一方で、こんな理由もあります。
・書類作成に時間をかける余裕がない
・自分の強みや長所がわからない
応募書類を通過させるためには、以下のポイントが重要です。
・企業の求める人材像を理解する
・自分の強みやアピールポイントに気づく
・アピールポイントを簡潔に伝える文章を作成する
・誤字や脱字、変換ミスが無いことを確認する
・ビジネスマナーに沿った送付方法を理解する
企業の求める人材像を理解するためには、企業のホームページや求人情報をよく確認しましょう。
また、自分の強みやアピールポイントは、自己分析をしっかりと行うことで見えてきます。
そして、誤字や脱字、変換ミスが無いように、誰かに添削や確認してもらう。
最後に、ビジネスマナーを学び、失礼のない送付方法を学ぶことです。
ここで強くお伝えしたいことは、応募書類はあなたの分身です。
そして応募書類は、採用担当者が初めて見る、あなたの姿になります。
そのため、丁寧に作成し、自分の魅力をしっかりと伝えることが重要です。
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