1.最近疲れていませんか
「最近なんだか疲れている」
「寝ても疲れがとれない」
そう感じていませんか。
このようなとき、年齢のせいにして終わらせてしまうかもしれません。
「若い頃のようにはいかないな」
「もう歳だからしかない」
でも、本当は別の原因が隠れている可能性があります。
2.空気を読みすぎる
疲れが取れない
肉体的な疲労は十分な睡眠と急速で回復します。
しかし、精神的疲労はなかなか回復しませんね。
だから、あなたは「必要以上に周りの人に合わせて」いませんか。
また、空気を読んで、先回りしていることありませんか。
それが疲労の本当の原因かもしれません。
3.なぜ空気を読むのか
私たちは社会的経験から、トラブルが起きてから対処するよりも、トラブルを未然に回避するほうが楽で時間も掛からないことを知っています。
病気になってから治療するより、病気にならないように事前に健康に気をつけることと同じです。
そのため、人間関係の悪化や、その場の雰囲気が悪くならないように、空気を読んで先回りしたり、相手に合わせることを無意識にしています。
これにより周りの人から「〇〇〇〇さんって気が利くね」とか「〇〇〇〇さんは気配りの天才」と、プラスの評価をされるでしょう。
そうすると、更に空気を読むことが強化されていきます。
これは周囲の人にとっては望ましいことですが、当人には辛い行動になります。
また、空気を読むことや気配りも、度が過ぎると、「自分らしさがない」とか「何を考えているかわからない」と陰口を叩かれることもあります。
自分の仕事が終わって早く帰りたいのに、他の人がまだ仕事をしていると帰れない。
本来なら、そこで帰っても構わないはずですが、空気を読み過ぎて、自分が帰った後で何か言われているのではないかと不安になって帰れなくなってしまう。
4.孤独を受け入れる
結局、空気を読むことが習慣やクセになってしまう原因は、孤独になることを恐れているからではないでしょうか。
自分だけ浮いてしまうことを恐れている。
それで、自ら周りに合わせることで人間関係を保っているわけです。
でも、同時に「もっと自分らしくありたい」とか「自由でいたい」という思いもあるはず。
だから疲れてしまう。
自分らしくありたいと思いつつ、周囲に気を遣い、相手に合わせている。
この矛盾が、精神的疲労になっていないでしょうか。
でも、それではいつまで経っても、あなたらしく生きることは出来ません。
「自分らしさ」と「孤独」は、コインの裏表のような関係です。
どちらか一方だけ切り離すことは出来ない。
だから、少しずつ孤独に慣れていくこと。
孤独を受け入れることが大切です。
ひとりになる時間を多く持つことで、自分らしさを取り戻すことが出来ます。