リード・ホフマン氏の名言で、今後のキャリアを考え直す

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1.これからのキャリアの考え方

これまでの、キャリアアップの方法は、たとえるとハシゴ型でした。

ハシゴは幅が狭くて、上に行くか、下に行くかの2方向しかありません。

また、上に人がいると、それより先へは進めません。

いくら有能でも、先人が上に行くまで先へ進めない。

それが、これからのキャリア形成は【ジャングルジム型】になるといわれています。

ジャングルジムは、ご存知のように、上下だけではなく、横へも移動が出来ます。

そして、斜め上や斜め下の移動も可能になります。

移動出来る部分が広がりましたので、上に遅い人がいたら、一旦横へ移動して追い越すことも出来ます。



2.多様性の時代

このように、従来のキャリアパス(企業の中での異動や昇進のルート)が画一的で、選択肢が限られていたのに対して、今後は自由度が増し、さまざまな可能性を広げることが期待出来ます。

多様性の時代の到来とも表現出来るでしょう。

これをLinkedInの創業者である、リード・ホフマン氏はこのように表現しています。

「これからのキャリアとは、ハシゴではなくジャングルジムのようなもの」

私はこの言葉を初めて知った時、「なんて的確な表現なのだろう」と、いたく感心しました。



3.常識にとらわれないキャリアの形

この言葉が当てはまるのは、決して特定の企業内のキャリアパスだけではないでしょう。

すべてのキャリア形成に置き換えられると思います。

たとえば、私の先輩でエンジニアから生花栽培業へ転職した方がいます。

元々趣味でガーデニングをしていましたが、それが講じて本業にしてしまいました。

仕事としては初心者ですが、花など観葉植物の栽培は20年以上の経験があります。

機械技術から農業へ。

一見関連性が低いように見えますが、本人にとっては「どちらも物作りには変わりない」と話していました。



4.自分で決められる時代

再度、ホフマン氏の言葉に戻りますが、ジャングルジムのように、上下だけではなく左右や斜めの移動も可能になるということは、それだけ自分で決める範囲が広くなることを指しています。

つまり、自己選択と自己責任が増したということになります。

会社依存から自己責任へ。

これをチャンスと捉える人もいれば、面倒だと感じる人もいるでしょう。

会社任せの働き方をしてきた人には、やっかいな時代になっていくことは間違いないと思います。

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