会社説明会は強烈なマーケティング

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ビジネス・マーケティング

退屈そうな顔

会社説明会はZoomで行っているけど、みんなの顔が見える。
だから表情から反応が手にとるようにわかる。

退屈な表情のほとんどが事業説明&こっちが一方的に話している時。
むしろ事業説明なんてしなくてもいいし、2分ぐらいの会社の歩みの動画を見てもらって終わりでいいかもしれない。
事業はHP見れば大体理解できるし(笑)

それよりも働くことによって得られるものや、外の人との繋がりや関わった人の声。仕事を通して得られる感情とかかもしれない。
これってマーケティングと全く一緒。
興味を持ってもらってデートに誘うのがゴールだとしたら、
魅力的な姿を伝えて、余韻を残すだけでいい。
デートの中身を全て話す必要な無い。

売れないバンドマンがやるべきことと似ている

売れないバンドマンは聴かせたい曲がある。色々想いが詰まっていて、
誰もがこの一曲‼️というやつ。

だとしたらつらつらといろんな曲を聴いてもらうよりも、
これだっていう一曲に絞って更に有線で聞いている人が
「え?この曲いい!何のバンド?」って思ってもらうのと似ている。
一発屋でもいいじゃない。その一曲からファンになって、他の曲を聞き、ライブにきてくれて、売れなくなっても私は好きってカラオケで今でも歌ってくれる。なんて素敵なんだ。
多くのファンを集めたいんじゃ無い。
多くの人からいいと思われたいんじゃない。
心惹かれあったあなたと働きたい。

伝えたい部分にしっかりとフォーカスして、聴いてもらいたいサビをどこで聴かせるか。
という話をしていると次第に私たちが大切にしているのってどこだっけ?
伝えたいメッセージって何だっけ?
という反省会に。
次回はむしろ事業説明全部すっ飛ばそう!みたいな会話になった(笑)

尖った人物が欲しいので、自分たちも尖っていくアプローチをする。
バーベキューで肉を串に刺すように、心に刺さる情熱を伝える。
一本の串に就活者も我々もネギマのようにならなければ、バーベーキュー会場へはいけない。

おれたちは売れないバンドマンだから、売れてるミュージシャンと同じことをしていてはいけないんだ。

会社説明会は初めて出会う場所でもあり、その人との最後の場所にもなる。偶然かもしれないし、興味がない事業かもしれない。

人は何かに背中を押されないと踏み出せないこともある。だから最後にこっちからラブコールを送る。

また会いたいです。

マジでこの話をしたら、苦笑いの若手採用担当者。と同時にこうしたい!!とアツく語り始めて4時間止まらなかった。

次は同じにはならない
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